京浜急行電鉄は、2月25日に創立120周年記念日に特別車両「京急120年の歩み号」の運転を開始した。

営業運転開始前に報道関係者向け特別車両「京急120年の歩み号」の出発記念式典を、京急川崎駅1番線ホームにおいて開催。京急川崎~小島新田駅間を往復する試乗会も開催した。





出発記念式典で藤田隆乗川崎大師平間寺貫主により安全運行祈願を行った。





原田一之京浜急行電鉄取締役社長、福田紀彦川崎市長、斎藤文夫川崎市観光協会会長、藤田隆乗川崎大師平間寺貫主、辻田浩志味の素執行役員川崎事業所長、佐藤邦彦京浜急行電鉄京急川崎駅長の6名によりテープカットを行った。



出発式典の司会は女子鉄アナウンサー久野知美さんが担当した。



京急川崎駅を10時49分に出発した報道関係者向け特別車両「京急120年の歩み号」試乗会列車は京急川崎駅~小島新田駅を往復した。







報道関係者向け特別車両「京急120年の歩み号」試乗会列車には出発式典出席の原田一之京浜急行電鉄取締役社長、福田紀彦川崎市長、斎藤文夫川崎市観光協会会長、藤田隆乗川崎大師平間寺貫主、辻田浩志味の素執行役員川崎事業所長も乗車、沿線の幼稚園児・保育園児も招待して乗車した。





特別車両「京急120年の歩み号」は午後から営業運転を開始した。



特別車両「京急120年の歩み号」は1500形4両編成、京急川崎方より1号車、カラーは赤茶色、使用車両は51号形、使用期間は1924年~1965年。木製の扉もラッピングで表現、51号形は京浜電気鉄道初の半鋼製車としてデビュー、後に集電装置をポールからパンタグラフに変更した。



2号車、カラーは赤・黄色、使用車両は500形など、使用期間は1951年1963年。500形はハイキング特急として活躍した車両で赤と黄色の塗装や正面二枚窓も京急初の試みであった。



3号車、カラーは赤・細い白帯、1500形・800形など、使用期間は1953年~現在。初代600形で初めて採用、初代600形はカルダン駆動を利用した京急初の高性能電車として製造された。



4号車、カラーは朝・太い白帯、新1000形・2100形など、使用期間は1978年~現在。1978年登場した800形から採用されたデザイン、800形は京急初の右手ワンハンドルマスコンやFRPなどを多用した室内など以後の鉄道車両に大きな影響を与えた車両である。



車内装飾は窓上や中吊りにおいて創立120周年までの歴史を紹介、大師線沿線の幼稚園児・保育園児の描いたイラストも展示する。



特別車両「京急120年の歩み号」は2月25日~2019年2月24日の約1年間、主に大師線京急川崎~小島新田駅間にて運転する。



情報提供元: Ex-Train