えちごトキめき鉄道は、ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」が鉄道友の会選定の2017年ローレル賞を受賞した。10月14日に直江津駅で受賞式を開催した。



須田寛鉄道友の会会長より嶋津忠裕えちごトキめき鉄道代表取締役社長へ表彰状を授与した。



久保敏鉄道友の会副会長より嶋津忠裕えちごトキめき鉄道代表取締役社長へ記念盾を授与した。



2017年ローレル賞記念盾。



須田寛鉄道友の会会長、嶋津忠裕えちごトキめき鉄道代表取締役社長によりくす玉を割って受賞を祝った。



表彰状と記念盾を持って須田寛鉄道友の会会長と嶋津忠裕えちごトキめき鉄道代表取締役社長、デザイナーの川西康之イチバンセン代表取締役。



「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」は鉄道友の会が毎年1回、前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を正式に開始した新造、改造車両から選定する賞で2017年は候補当該車両41車両のうちブルーリボン賞に1車種、ローレル賞に3車種が選定された。



車内に掲げられたローレル賞記念プレート。





受賞式を終え、直江津駅を出発するET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花 」は115系「新潟色」と並んだ。



同日、妙高はねうまラインのスイッチバックを採用した二本木駅で鉄道まつりを開催した。

ホーム先端にあるスイッチバック展望デッキが出現、駅に進入する列車を迫力ある姿を見学することができた。



当日だけ駅構内にスイッチバック撮影ポイントを公開した。



ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花 」は日本海ひすいラインで運行されているET122系気動車をベースとした2両編成の観光用車両で車両の設計・製造については地元新潟産を強く意識。先頭部の逆U字型の飾り金具をはじめとした車内・外の金属部品は燕三条で加工・生産されたものが使用され、1号車客室壁は天然の越後杉のツキ板を採用。デッキ部やカフェバーの床には新潟産である安田瓦の床陶板が敷き詰められるなど、新潟の特産素材を積極採用しているほか、車両そのものも新潟県内で製造しており、地場産業の振興に大きく貢献していることなどを高く評価し、ローレル賞に選定した。



情報提供元: Ex-Train