南海電気鉄道は、加太観光協会、磯の浦観光協会は共同で加太線沿線の魅力を発信するプロジェクト「加太さかな線プロジェクト」を進めており、10月7日より水色の「めでたいでんしゃ」の運転を開始した。



運転開始日の前日10月6日に報道陣向けに試乗会とお披露目会を行った。



外装はうろこ柄の車体を水色に塗装し、海をイメージしたシンプルかつかわいいデザインに仕上げた。



内装は全体を青基調のデザインで統一し、各所に海の生き物を散りばめ、海の中に来たような「心地よさ」と「ドキドキ感」をイメージした車内。



扉の前に立つとまるでシュノーケルをつけているように見え、窓は浮遊するクラゲをイメージ、床は水面をイメージしており足元には体験したくなる仕掛けとなっている。



座席シートは海の生き物・波模様をイメージした3種のオリジナル柄、つり革は木の素材を使用して海に生息する生き物たちをイメージしている。





10月6日は加太駅においてピンク色と水色の「めでたいでんしゃ」が並ぶシーンが見られた。



10月7日に運行開始お祝いセレモニー出発式を和歌山市駅3番線ホームにおいて開催した。

出発式ではお客さま代表萩原美穂さん美織さん親子より運転士へ鯛型プレートを贈呈した。





森泰之和歌山市総務局長、お客さま代表萩原美穂さん美織さん親子、岡嶋信行南海電気鉄道鉄道営業本部運輸部長、矢田英之南海電気鉄道和歌山市駅長によりテープカットを行なった。



9時55分、矢田英之和歌山市駅長が出発の合図を送り水色の「めでたいでんしゃ」一番列車は加太駅へ向かった。



水色の「めでたいでんしゃ」は加太線ワンマン車両7100系2両の内外装に装飾を施して和歌山市~加太駅間で運転する。



土休日は、和歌山市駅発、8時51分、9時55分、10時55分、11時55分、16時15分、17時17分、18時20分、加太駅発、9時24分、10時27分、11時27分、12時27分16時43分、17時46分、18時56分。偶数月は水色、奇数月はピンク色の「めでたいでんしゃ」で運転する。平日は定期運行ではない。

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情報提供元: Ex-Train