東武鉄道は、東武スカイツリーライン・東京メトロ日比谷線の相互直通運転新型車両70000系を4月7日、報道陣に公開した。







東京メトロ(東京地下鉄)と協議を行い、将来のホームドア導入を見据え20メートル車体7両編成4扉車両にするなど、東京メトロ13000系と多くの仕様を共通化した。





車体のラインは既存の20000系車両のマルーンを2色の原色に再精製し、昇華させた「イノベーションレッド」と「ピュアブラック」の2色を使用。車端の戸袋部には沿線の活力を表現した「エナジードット」をアクセントにした。



車内は、光沢のある白色の内板パネルを使用、袖仕切や荷棚、貫通扉にガラス素材を多く採用し、明るく開放的な空間とした。



全ての車両に各1ヶ所にフリースペースを設置した。



すべての側出入口上部に17型ワイドLCDを3面、1面は広告用、2画面は案内用として4ヶ国語表示を実現した。



全面ガラスの妻引戸は衝突防止グラフィックが描かれている。



運転台は、LCD画面とT型ワンハンドルマスコンによる構成でシンプルかつ使いやすい運転台とした。



編成形態は、従来の18メートル車両8両編成から20メートル車両7両編成となる。



アルミ車体やLED照明といった従来からの取り組みに加え、操舵台車や永久磁石同期電動機に代表される最新技術の導入により曲線通過性能の向上や走行時の騒音低減、省エネルギー化を実現した。



情報提供元: Ex-Train