東京メトロ(東京地下鉄)は、1月中旬から運行を開始する銀座線開業当時の旧1000形をモチーフとした特別仕様車両を1月11日、報道陣に公開した。

銀座線は「伝統×先端の融合」という路線コンセプトを軸にリニューアル工事を進めており、特別仕様車両は「伝統」のコンセプトに基づき、車両のデザインを銀座線開業当時の旧1000形車両のイメージを更に強調した。










外装デザインは、前灯を1灯式に変更、窓周りのウインド・シル/ヘッダーを模擬したデザインに変更した。










車両前面をはじめとした外装の塗装変更を行った。










内装デザインは、室内全体を開通当時の車両をイメージさせる色合いで再現、手すりや握り棒を真鍮色とし、吊手をリコ式風の形状にしている。



機能面では、イベント列車等で運行する際、銀座線開業時から活躍した旧1000形や1993年まで運行していた旧2000形車両のように「ポイント通過時等の室内灯消灯、同時に側面予備灯の点灯」を再現する機能や室内灯を電球色に切替える調色機能を備えている。










室内灯調色機能(通常時)蛍光色。










室内灯調色機能(イベント時)電球色。










吊手をリコ式風の形状に再現した。










旧1000形車両の号車・製造者銘板を再現した。

















ポイント通過時等の室内灯消灯、同時に側面予備灯の点灯を再現した。

















手すりや握り棒を真鍮色とし、開通当時の車両をイメージさせる色合いで再現している。



今後は、地下鉄開通90周年を記念した各種イベント等にも活用していくとしている。





情報提供元: Ex-Train