富士急行は、新型特急「富士山ビュー特急」を、4月23日より運行を開始するのを前に報道陣に公開した。



「富士山ビュー特急」は、その名の通り車窓から世界遺産・富士山の雄大な姿を望むことのできる特別な列車で木を活かした居心地の良い車内となっており、オンリーワンのスイーツやドリンクを提供し、ゆったりとしたホテルのような空間を演出する。





JR東海371系を改造した車両を観光列車「富士登山電車」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインを担当しており、1編成3両にて運行する。







特別車両の1号車は26席のみの全席指定席となっており、ゆったりとした懐かしいホテルのような空間の中で、コーヒーや紅茶などのウェルカムドリンクを楽しむことができる。土休日3往復のうちの2往復では、「富士山ビュー特急特製スイーツ」が楽しめる「スイーツプラン」専用車両となる。ハイランドリゾート ホテル&スパのシェフパティシエ橋本道郎氏が手掛ける、山梨の味覚を取り入れた特製スイーツを堪能できる。



特別車両は乗車の1ヶ月前から予約開始、スイーツプランは乗車月の前月1日より予約開始する。



2号車は自由席車両で57席うち車いす対応座席1席と車いすスペース、車いす対応トイレを設置している。





3号車は自由席車両で60席で、富士山駅で進行方向が変わるため、河口湖、大月方面先頭車両となる。





以前は、共に小田急線、JR御殿場線で「あさぎり」として活躍した車両が富士急行で再会を果たした。



「富士山ビュー特急」は平日は2往復、土休日は3往復でうち2往復はスイーツプランとして運転される。

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情報提供元: Ex-Train