富士急行は、観光列車「富士登山電車」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインを担当した、車窓から世界遺産富士山の雄大な姿を望むことのできる新型特急「富士山ビュー特急」を4月23日より運行を開始すると発表した。

1号車が特別車両、2・3号車が自由席車両の3両編成で、富士急行線大月駅~河口湖駅間を平日2往復、土休日3往復運行する。

26席のみの特別車両は全席指定席となっており、ゆったりとした懐かしいホテルのような空間の中で、コーヒーや紅茶などのウェルカムドリンクを楽しむことができる。土休日3往復のうちの2往復では、「富士山ビュー特急特製スイーツ」が楽しめる「スイーツプラン」専用車両となる。ハイランドリゾート ホテル&スパのシェフパティシエ橋本道郎氏が手掛ける、山梨の味覚を取り入れた特製スイーツを堪能できる。

自由席車両の2、3号車では、車内にて土産品やオリジナルグッズを販売する。

通常列車は、運賃と特急料金400円が必要。特別車両は特別車両料金900円が別途必要となる。スイーツプラン設定列車の特別車両は4,000円となる。通常列車およびスイーツ設定列車で都留文科大学前発着の場合、特急料金は200円引きとなる。

スイーツプラン設定列車の特別車両の利用区間は、大月~富士山駅間、大月~富士急ハイランド駅間、大月~河口湖駅間のみの設定となる。スイーツプラン設定列車の予約は富士急トラベル(TEL:0555-22-8877/営業時間:月~金の9時~18時)または富士急トラベルホームページで受け付ける。スイーツプラン設定列車は、利用日の3日前に予約受付を終了する。

「通常列車」の予約は富士急コールセンター(TEL:0555-73-8181 7時30分~20時)または富士急行線ホームページにて。通常列車は、利用日の前日に予約受付を終了する。

(画像提供:富士急行)
Design and Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates

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情報提供元: Ex-Train