JR東日本・JR西日本の北陸新幹線電車E7系・W7系が鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞し、10月24日に白山総合車両所で受賞式が開催された。



ブルーリボン賞は、前年に新しく製造された鉄道車両の中から鉄道友の会会員の投票により選定される賞。第58回ブルーリボン賞は、JR東日本・JR西日本共同開発によるJR東日本所有のE7系・JR西日本所有のW7系の同時受賞となった。


ブルーリボン賞を受賞したE7系・W7系は、北陸新幹線長野~金沢間延伸開業に導入した車両で「和の未来」を車両のデザインコンセプトとし、KEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏の監修により、川崎重工業がデザインを担当した。



須田寛鉄道友の会会長の挨拶。



KEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏が来賓祝辞を述べた。



須田寛鉄道友の会会長から富田哲郎JR東日本代表取締役社長へ表彰状が授与された。



須田寛鉄道友の会会長から真鍋精志JR西日本代表取締役社長へ表彰状が授与された。



久保敏鉄道友の会副会長から太田朝道JR東日本執行役員鉄道事業本部運輸車両部部長へ記念盾が授与された。



松田清宏鉄道友の会副会長から牧原弘JR西日本鉄道本部車両部部長へ記念盾が授与された。




須田寛鉄道友の会会長、奥山清行KEN OKUYAMA DESIGN代表、金花芳則川崎重工業代表取締役常務取締役車両カンパニープレジデント、正井健太郎日立製作所交通システム社社長、宮下直人総合車両製作所代表取締役社長、森下逸夫近畿車輌代表取締役社長、久保敏鉄道友の会副会長、柚原誠鉄道友の会副会長兼選考委員長、松田清宏鉄道友の会副会長、曽根悟鉄道友の会顧問、富田哲郎JR東日本代表取締役社長、真鍋精志JR西日本代表取締役社長の12名によってテープカットが行われた。



E7系・W7系は厳しい線区条件の下でも安全性と信頼性を確保しつつ、「和の未来」をコンセプトしたデザインを積極的に採用するなど、北陸への新しい大動脈となった北陸新幹線を強くアピールしていることなどから、「ブルーリボン賞」に選定された。




情報提供元: Ex-Train