ベース車はスマート フォーツー

屋根をばっさり切る大加工





とある夜、大阪・アメ村の居酒屋さんで飲んでいる時。店内のテレビでは阪神タイガースvs横浜DeNAベイスターズ戦が放送されていた。接戦で迎えた終盤、交代を告げたピッチャーをマウンドに送り込んだ時のリリーフカーには、何やら見慣れたロゴが一瞬映り込んだ。



テレビ画面に映ったロゴは、千葉県鎌ケ谷市にあるジェットストローク。ペイントや加工を得意とするカスタムに加え、塗って剥がせるラバーディップやオリジナルパーツブランド「エフェクター」などを手掛けるプロショップだ。とはいえ、映り込んだのはほんの一瞬。念のためジェットストロークの佐々木代表に確認すると、「そうなんです!」とのこと。



ベースとなったのは、メルセデスのシティ・コンパクトであるスマートの2人乗り「スマート フォーツー」。ルーフをグラインダーでばっさりと切り落とし、ピッチャーが乗る側のドアは取り外し、ドア取り付け部などはウレタンを継ぎ足してスムージング。


車両後方はFRPなどを使い、しっかりとシンメトリーに仕上げられたカウリングでカバー。ホーム用はもちろん阪神タイガースカラー、ビジター用は白にペイントされている。


カーカスタムに必要不可欠なプロショップの技術は、こんな所でも重宝されていたんですね。







問:ジェットストローク 047-446-5557

https://www.jetstroke.com


[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_霜田奈緒]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 甲子園球場“猛虎”仕様のリリーフカーをワンオフ製作したのは、カスタム業界ではお馴染みのプロショップ!