迫力と美しさと物悲しさが同居する

ぜひ手にしたい放置車両写真集



STILL ALIVE





端島(軍艦島)に代表される廃墟ブーム。いつからか動きを止めた風景に、そこに生活があった“跡”を感じ、儚さや美しさ、歴史を想像する。マニアでなくともその魅力は理解ができるし、つい見入ってしまう。実はそんな魅力的な世界は、クルマにもあり得る。フォトグラファーPAPAN氏は、約2年間の歳月をかけて、日本各地、そして海外の僻地まで、その片隅で静かに朽ちてゆく何百台もの放置車両を探し、シャッターを切り続けてきた。そのうちの至極の作品を集めた写真集が「STILL ALIVE」。写真の迫力、美しさはもちろん、映されたクルマそれぞれに、どんな歴史があるのか、なぜそこに居るのか、写真を見つめながらそんなことを想像するのも楽しい。全104ページに渡る作品には、撮影日時、車種、大まかな住所まで記載されている。放置車両マニアの方には、車両探索のガイドブックとしてもお薦め。3月8日(金)〜10日(日)には、PAPAN氏による『放置車両写真展』が広島にて開催される。お近くの方はぜひ。







【SPECIFICATION】

●タイトル:STILL ALIVE

●値段(税込):2,000円

●サイズ:B5変形(182㎜×182㎜)

●製本:無線綴じ

●頁数:104頁

▶掲載地域

大阪/香川/京都/兵庫/滋賀/長野/富山/徳島/沖縄/愛知/タイ



※STILL ALIVEロゴステッカー付き


『放置車両写真展』

開催日時:2019年3月8日(金)〜10日(日) 12時〜19時

開催場所:雷電(広島県広島市中区基町19-2-465基町ショッピングセンターC区画05番)


●写真集の購入はコチラ

http://hardestmagazine-shop.com


[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 此れを見て何思ふ、静かに美しい「放置車両」の世界が1冊の写真集に -STILL ALIVE-