見た目も機能も快適性も全進化

ベストセラーハッチは第4世代へ


HONDA/FIT

ホンダ/フィット 型式 NA=GR1/2/5/7 HYBRID=GR3/4/6/8




「1㎜でも室内を広く、0・1㎞/Lでも低燃費に」というモデルチェンジを繰り返してきたフィットだが、4代目はそうした数値偏重から脱却。


「どうせBセグメント車だから」とユーザーが諦めていた潜在ニーズを掘り起こし、「癒やし」と「心地よさ」を追求する方向に転換を図った。


例を挙げれば、まず視界。Aピラーを細くして死角を減らし、インパネ上面を平らにして前方視界を拡大。サイドウインドウのラインも前傾を弱め、バックするときに周囲を見やすくするなど、「ちゃんと見える安心感」を追求している。


小物入れの配置は、これまでの「空いているスペースをどう使うか」という考え方から「ユーザーは何をどこに置きたいのか」という視点に転換。小振りのトートバッグなど“中もの”荷物の置き場所を前席シート間に確保している。


そして座り心地。前席には上級車に採用される樹脂マット式の支持構造を導入。クッションは前後席とも厚くして、生地も肌触りの良いものを選んでいる。


パワートレーンは1・3Lと1・5Lのガソリンエンジンに加え、1・5Lエンジンのハイブリッドシステムも用意。ハイブリッドはエンジン主体で走るi‐DCDシステムから、新たに2モーターのe:HEVに刷新。基本をモーター駆動とすることで、滑らかでストレスのない加速感を実現している。


外観デザインの隠しテーマは“柴犬”だそうで、目元の優しくなった新型フィットは、確かに癒し感満点だ。




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class="alignnone size-full wp-image-130969"/>ピラーを補足し角度も調整することで、解放的かつ高い視認性を確保したコックピット。ラウンド感を意識させるフェミニンな仕様へと生まれ変わった。






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スタイルワゴン2020年4月号より



[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 新型フィットは低燃費だけじゃなく「癒やし」と「心地よさ」を追求? それってどういうこと?【新型車レポート】