選択肢は多数!


見た目重視で絞っていーんです!


30アルファード 30ヴェルファイア


インチアップ、ローダウンと並び、絶対手を付けておきたい3大攻略ポイントの1つであるエアロパーツは、デザイン、大きさ、価格、素材といろいろな角度からマルチに選べる!


ブランドミックスもあり!エアロ選びはフロントが基本


純正ボディの印象をときにガラッと、ときにサラリと変える定番パーツ、それがエアロ。

エアロは大小いろいろあるが、もっとも基本となるベースエアロは、純正の底まわりを囲む「フロントスポイラー」「リアスポイラー」「サイドステップ」の3箇所だ。メーカーにより設定差があり、3点全部あれば、フロントのみという場合も。

フロントはA社、リアはB社などのミックスもOKだ。

加飾する範囲でカテゴライズされ、全交換が「バンパー」、一部に被せる「ハーフ」、裾先だけの「リップ」の大きく3系統あるものの、メーカーにより考えが異なりハーフサイズでもリップと呼ぶ場合もある(その逆もあり)。

ここ数年はフラップと呼ぶ、極薄リップの人気が高い。

注意すべきは、エアロは塗装が必須であること。

メーカー価格は「未塗装」が基本。「塗装済み」という選択肢も増えているが、すべてのボディ色に対応するとは限らない。

装着代のほか、送料にも注意。

一部メーカーでは送料を抑えるために、通常1本で済むエアロを分割式にするなど、コンパクト化している場合もある。


POINTS

①基本はボトムまわりの3点!

②対応確認、塗装必須!

③どこから始めてもOK


グレード確認必須!

エアロはごく一部を除きほぼ専用品だ。

一言で「アル&ヴェル用」といっても、アルファードとヴェルファイア、標準グレードとエアログレード、前期と後期でも対応が分かれる場合がある。

対応を必ず確認したい。


ベースエアロはどこを指す!?




フロントスポイラー

もっとも目立つフロントは是が非でもやっておきたい必須箇所。

LED 付属エアロもある。

グリルもあわせてやると効果的だ。

プレスラインにあわせた塗り分けもオススメ。




サイドステップ

純正ですでにサイドステップがあるため、純正流用を前提とする場合も。

被せ型と交換型に二分される。

前後分割式であれば、踏み付けて破損させる心配がない。




リアスポイラー

フロント同様、バンパーとハーフがあり。

底部を立ち上げた、ディフューザー風のスポーティな仕様が人気。

LEDを埋め込むメーカーも多い。

マフラーの魅せ方にも注目を。


エアロにはどんなタイプが!?




ハーフスポイラー

文字通りバンパーの半分以下を加飾する、部分的なエアロ。

裾に被せるタイプだが、凹凸に富んだ躍動的なデザインも多い。

標準、エアログレードで選択肢が異なる。




リップ/フラップスポイラー

近年もっとも注目度が高いのがリップとも、フリッパーとも、フラップとも呼ばれる極薄エアロ。

板状のエアロをボディ底に追加するタイプで、サイド用も一部に存在する。




バンパースポイラー

エアロの効果がもっとも色濃く表れるのが、純正交換式となるバンパーエアロ。

個性派が多く、専用LEDなどで追加加飾できたりと、自分流を極めるには最適な選択肢。


ボディサイズは変わる!?


エアロを装着することで懸念されるのが、ボディサイズが変わり運転に気を遣うようになるのでは!? という疑問がわくが、ハーフやリップは純正を残したまま追加する。

そのため、少なからずボディサイズが変わり地面へのクリアランスは狭まる。

一方でバンパーは交換型のため、出幅、大きさは純正同等というケースもある。

メーカーによっては、エアロの大きさを公表している場合もある。

確認しよう。


コレが今風!エアロ専用リップ!



エアロの底にさらにリップを追加して、よりワイド、かつ低く見せる手法も一部メーカーであり。

まずはベースとなる素のエアロで楽しんで、気分転換にリップを

追加と、ステップアップもできる。


完成度を高めるサブエアロも有効活用を!




フロントグリル

要視されるグリルは、目立つ位置にあるだけに手を加えるとかなりの効果が得られる。

単体メイクのほか、バンパーエアロと同時にまとめてできる一体式もある。

アルファードは少数。

ミリ波レーダーやセンサーの対応可否に注意を。

【効果度】★★★ 【 注目点】装着方法




リアウイング

アル&ヴェルは前後期、全グレード共通で同じとなる、純正にしては比較的大きめのウイングが装備される。

そのためエアロパーツとしてはシンプルなデザインが多い印象。

大半は被せ型の「追加タイプ」だが、ごく稀にメッキパーツを付け替える「純正交換タイプ」もある。

【効果度】★★★ 【注目点】大きさ




ボンネットスポイラー

フロントビューのアクセントとして重宝されているボンネットスポイラー(フードスポイラー、ワイパーガーニッシュとも呼ぶ)。

パーツ単体としてはさり気ないが、元々なにもない場所に追加するため、違いが判りやすい。

リアゲートスポイラーとセットでぜひ。

デザインも色々ある。

【効果度】★★★ 【 注目点】デザイン




リアゲートスポイラー

バックドア中央部に貼り付けるアクセサリーで、前後期でそれぞれ専用品が必要。

後期から装備されている、デジタルインナーカメラへ影響がないよう設計されている。

ボンネットスポイラー同様さり気ないパーツだが、間延びしがちなリアのアクセントとして有効。

【効果度】★★★ 【注目点】大きさ




ボンネット

アル&ヴェルで人気が高いのがボンネット。

純正はこれといった特徴はないが、アフターパーツのボンネットは、ご覧のように凹凸が強かったり、ダクト風の窪みがあったり、長かったりとレーシーさが段違い。

より攻撃的なフェイスを求めるユーザーに最適な選択肢といえる。

【効果度】★★★ 【 注目点】凹凸感




コーナーパネル

さり気ないもののじつは効果的として人気が高いパーツが、テールレンズ下にあるパネルをダクト付きなどに変更するコーナーダクト。

複数のメーカーから発売されており、一部塗り分けなども人気。

ダクト内にLEDライトを仕込むなど、自己流の追加技もありだ。


コレも気にしてみては!?


素材は!?


エアロパーツの素材は複数あり、もっともスタンダードな存在が「FRP」と呼ばれるもので、造型自由度が高く少量生産が可能。

量産向けで製品誤差が少ないとされる「ウレタン」「ABS」といった樹脂系も増えているが、破損した場合の修正が難しいとの指摘もある。

さらに「カーボン」も。

一部では本格的なカーボンもあるが、高額。部分的なパーツに限られるケースが多い。


塗装は!?


エアロは塗装が必要なパーツ。

ボディ同色が基本だが、部分的に黒やガンメタを採り入れるなど、形状にあわせた“塗り分け”が定番となっている(ただし作業工程が増えるため塗装代が上がる)。

メーカーサイドで塗装して出荷する「塗装済みエアロ」を購入するオーナーも多いが、全色対応とは限らないので注意。メーカーで対応が異なる。


カーボンは塗装必要!?



カーボンは塗装不要と思われている節があるが、それは誤解。

特有の色柄は紫外線を受け続けると劣化するため、表面へのクリア塗装は必須。

カーボンを買う場合は、クリア済みか否かを確認。


いまさら聞けない前期・後期の違いとは!?


アル&ヴェルはグレード違いもあわせると大きく4通りの選択肢があるためややこしいが、フロントフェイス全般、そしてテールレンズまわりが、前後期で明らかに違う箇所。

サイドやリアバンパー、ウイングは前後期同じとされているため、そこだけ見ると前後期の違いを指摘するのは困難だ。

アル&ヴェルともに後期はシーケンシャルランプが選べる点も大きな差。

ちなみにボディカラーで赤が選べるのも後期だけだ。


VELLFIRE 前期/エアロ


VELLFIRE 後期/エアロ


ALPHARD 前期/エアロ


ALPHARD 後期/エアロ


Vol.141 トヨタ アルファード & ヴェルファイア No.13より (2019.12.26)



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情報提供元: ドレナビ
記事名:「 ブランドミックスもあり! エアロ選びはフロントが基本|30アルヴェル カスタム