車の第一印象を決めるエクステリアのデザインにはこだわるけれども、内装は軽くチェックするだけであまり気にしない、という声をよく耳にします。しかし、車の内装は居心地の良さや快適さを大きく左右するため、細かい部分までよく確認しておくべきといえます。

ここでは、スバル「ジャスティ」の内装について詳しくご紹介します。

  • ジャスティの室内サイズは室内長2,180mm×室内幅1,480mm×室内高1,355mm
  • シートには撥水加工されたファブリックを採用
  • リアシートのダイブイン機構と防汚シートによって汚れを気にすることなく自転車が積み込める

ジャスティの室内空間の特徴

ジャスティの室内サイズは室内長2,180mm×室内幅1,480mm×室内高1,355mmを確保し、コンパクトなボディサイズでありながらゆとりのある室内空間を実現しています。

十分な高さがあるので大人が座ったときにも頭上に余裕があることに加え、室内長もしっかりあるので狭くなりがちな後席の足元空間も広く、どの席でもくつろいで過ごせます。

出典:スバル「ジャスティ」パッケージング&シートアレンジ

また、インパネシフトを採用し、センターコンソールをなくすことでフロントシートウォークスルーを実現。運転席・助手席間の横移動はもちろん、前後席間の縦移動といった車内移動がスムーズにできるなど、ファミリーにうれしい設計となっています。

さらに低床設計でスライドドア開口部の高さは366mm、乗り降りをサポートするアシストグリップがあるので高齢者や小さな子供でも乗り降りしやすいのもポイントといえるでしょう。

ジャスティの内装

ここからは、ジャスティのインテリアデザインについて見ていきましょう。

上質感あふれるコックピット

出典:スバル「ジャスティ」フォトギャラリー

ジャスティでは、本革やメッキ、シルバー加飾を随所に使用し、上質感を演出しています。なお、ステアリングホイールにはマルチインフォメーションディスプレイの操作などができるステアリングスイッチも備わります。インパネセンターシフトは本革巻きシルバー加飾付きです。

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

オートエアコンはプッシュ式で、つやが美しいピアノブラックのパネルを施し、高級感を表現。またセンタークラスターパネルもピアノブラック調塗装とシルバー加飾があしらわれます。

撥水加工されたファブリックを使用したシート

出典:スバル「ジャスティ」フォトギャラリー

シート表皮は、ブラックのファブリックを使用しています。撥水加工されているので、飲み物などをこぼしてもお手入れが楽なのはうれしいポイントでしょう。シート素材のアップグレードオプションはありません。

快適性を高める機能などがオプションで追加可能

パッケージオプションの「コンフォートパッケージ」を選択すると、運転席と助手席にシートヒーターが備わります。座面と背面を素早く温めてくれるので、寒い時期のドライブも苦になりません。さらに、車内の空気環境を快適な状態に導く「ナノイーX」や運転席・助手席のシートバックテーブルなど、より快適なドライブが楽しめる機能やアイテムが含まれます。

運転席・助手席のシートバックテーブルにはショッピングフックとボトルホルダー2個が付属するので、休憩時の軽食の際などに活躍してくれるでしょう。

また、運転席・助手席のフットイルミや助手席インパネアッパートレイイルミ、センターフロアトレイイルミが含まれる「イルミネーションパッケージ」の設定もあります。

ジャスティのポケッテリア

ジャスティにはどのような座席周りの収納が用意されているのかも見ていきましょう。

回転式カップホルダー(運転席/助手席)

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

ジャスティのカップホルダーは、運転席・助手席ともに回転式を採用しています。開けた状態ならペットボトルなどの丸形のドリンクや紙パックのような角型のドリンクに対応。閉じるとスマートフォン立てとして使用できます

ショッピングフック

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

ジャスティではショッピングフックが助手席前のインパネとカーゴルームの左右、計3個用意されています。「コンフォートパッケージ」を追加した場合には、運転席・助手席のシートバックテーブルにも追加されます。

シートアンダートレイ

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

助手席の座面下には引き出し式のトレイがあります。「隠せる収納」なので、あまり人目にふれさせたくない汚れものなどの収納にも適しています。

インパネアッパートレイ(助手席)

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

助手席前のインパネアッパートレイは、薄型のティッシュボックスも収納できるサイズ感です。ティッシュボックスのほかにガムやリップクリームなどの小物を置くこともできます。

グローブボックス

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

グローブボックスは、車検証などの書類入れとしては十分なサイズ感です。

脱着式大型センターダストボックス

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

センターダストボックスはかなりの容量があり、ダストボックスとして使用する以外にも予備のペットボトルドリンクの保管場所などとしても使用できます。

フロントドアポケット&ボトルホルダー

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

左右のフロントドアには、地図やノートなどが保管できるポケットとボトルホルダーが備わっています。

センターフロアトレイ

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

運転席と助手席のあいだには、トレイが用意されているので、ここにバッグを立てて置くことができます。

インパネセンターポケット(左右)

出典:スバル「ジャスティ」快適装備と収納スペース

インパネセンターポケットは左右にあるので、ドライバーと助手席の乗員それぞれのスマートフォン置き場として活躍するでしょう。

ジャスティの荷室・シートアレンジ

出典:スバル「ジャスティ」フォトギャラリー

ファミリーカーであれば、荷室の収納力やシートアレンジのバリエーションもしっかりと確認しておきたいところです。ジャスティではリアゲート開口幅1,077mmを確保しているので大型の荷物が積み込みやすいことに加え、荷室フロア高は527mmに抑えているので重たい荷物も楽に積み降ろしができます。

また、リアシートは6:4分割可倒式であることに加え、ダイブイン機構を備えています。さらにデッキボード裏面には防汚シートがあるので、リアシートをダイブインして防汚シートを展開すると室内を汚すことなく自転車が積み込めます

リアシートは左右別々に最大240mmのスライドが可能なので、シートを前にスライドさせて荷室を拡大したり、最大まで下げて後席でゆったりくつろげるようにしたりなど荷物の量や大きさ、乗車人数に合わせてフレキシブルにアレンジが可能。デッキボードを跳ね上げて固定すれば、ベビーカーや鉢植えなど高さのある荷物にも対応します。

出典:スバル「ジャスティ」パッケージング&シートアレンジ

さらに、リアシートは70°のリクライニングもできるので、フロントシートを倒して後席を最大までリクライニングすれば体を横たえて休めるスペースを確保できます。

ジャスティは居住空間が広く、積載性も十分

十分な室内の広さと積載性があり、さまざまなシートアレンジができるジャスティ。ポケッテリアも充実しているので街なかでの使用はもちろん、ロングドライブやレジャーなどシーンを問わず快適に使用できるモデルといえるでしょう。

よくある質問

Q1:ジャスティの室内空間の特徴は?

A:ジャスティの室内サイズは室内長2,180mm×室内幅1,480mm×室内高1,355mm。室内高が高いので頭上空間にゆとりがあることに加え、十分な室内長を確保し狭くなりがちな後席の足元空間にも余裕を持たせています。

Q2:ジャスティの内装は?

A:ジャスティではブラックの撥水加工ファブリックを使用したシートを採用しています。また、ステアリングホイールやインパネセンターシフトに本革を使用していることに加え、随所にシルバー加飾やメッキをあしらい、上質感を演出しています。

Q3:ジャスティの荷室の使い勝手は?

A:ジャスティでは、リアシートを前方にダイブインし、デッキボード裏の防汚シートを展開すれば汚れを気にすることなく自転車の積載が可能です。また、デッキボードを跳ね上げて固定すれば高さのある荷物も積み込めるほかフロントシートを倒し、リアシートを最大までリクライニングさせることで体を横たえて休憩するスペースも確保できます。

※この記事は2023年11月時点の情報で制作しています

情報提供元: カルモマガジン
記事名:「 ジャスティの内装をチェック!どんなシートアレンジが可能?(2016年~現行モデル)