ざっくり、こんな紹介記事



  • 4列だけど、ややゆったりめのシート

  • 全便無料Wi-Fi&USBポート付き

  • 座席に座りながらトイレの使用状況が分かる!?




シートは嬉しいフットレスト付き




車両外観(画像提供:遠州鉄道)



遠鉄バスのe-LineRは、浜松発着の中距離高速バス。運行車両によりますが、基本的な車内設備は同じです。全便4列シートで定員は38~40人(車両により異なります)。最後列は左右それぞれ2列ずつ、真ん中に座席がないタイプです。




車内の様子(画像提供:遠州鉄道)



前後のシート間は、ややゆったりめ。それほど狭さは感じないでしょう。背もたれの高さは身長166センチの筆者が座っても余裕がある感じ。リクライニングは、通路側席の方は肘掛けの下にある矢印のついたレバーを、窓際席の方は窓の下部(シート脇)にあるレバーを引くと倒れます。なかには、座席から立ち上がる時に便利な握りつきの車両も。



なお、ほとんどの車両にフットレストはありますが、レッグレストはありません。




フットレスト(画像提供:遠州鉄道)


立ち上がる時に便利な握り




シートまとめ(画像提供:遠州鉄道)



肘掛けは角度の変化が可能。降車の際に下せば、服が引っ掛からずに降りることができます。




無料Wi-Fiが嬉しい! 座席周辺の設備をチェック



座席周りの設備ですが、テーブルと荷物掛け用のフックは座席前についています。テーブルはドリンクホルダーとしての穴が開いているタイプ。車両によっては、さらにドリンクホルダーが座席前の足元付近に設置されていることもありますよ。





テーブル


窓カーテンは蛇腹折りタイプ



Wi-Fiは無料サービス。各座席にはUSBポートがついているので、車内でスマホが楽しめます。Wi-Fiの接続方法は座席ポケットに入っている案内をご覧くださいね。この案内には、e-LineR各路線の乗降車位置が地図入りで掲載。キャンペーン情報などが掲載されている場合があるので、乗車中に一度、目を通してみては。




通路側席のUSBは肘掛けの下(画像提供:遠州鉄道)




窓側席のUSBは窓の下部(画像提供:遠州鉄道)






気になるトイレの様子は…?



e-LineRの特徴の1つは、トイレ付きなこと。A・B列(乗降口)の一番後ろに設置されています。トイレの扉前は通路を挟んでC・D列。そのため周辺に、あまりスペースはありません。




トイレ(画像提供:遠州鉄道)



「待機スペースがないと、トイレに入れるタイミングがわからない…」と思いますが、車内前方部・運転席と座席との境界線上にあるサインパネルにご注目。走行中は常時、禁煙とシートベルト着用のサインが点灯していますが、その間がトイレ用のサインなんです。ここにランプがついていたら、それはトイレ使用中の合図。消えている時に行きましょう。



個室内はコンパクト。中に入って扉を閉めると、消音として川のせせらぎと小鳥のさえずりが流れます。





トイレ扉内側


トイレ便座



個室内の壁は左右に手すりがついていて、多少揺れても安心。着替えるには少々キツイかもしれませんが、化粧直し程度はできそうです。





SOSボタン


手すり付きで揺れても安心




清潔な手洗い


壁には嬉しい鏡つき




※設備は都合によって変更されることがあります。

※紹介している車両・シートは、遠鉄バスの担当便で運行されます。他のバス会社と共同運行している路線は、乗車日によって車両が異なります。


■運行路線

遠鉄バスのe-LineRが運行されているのは、以下の路線です。



リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。





※2019年7月時点で運行している路線です




浜松は東海道のほぼ真ん中。海、山、川、そして湖と温泉がある観光都市です。浜松餃子やうなぎに牡蠣など、グルメも満載!



東京・横浜や京都・大阪から、e-LineRに乗って気軽に浜松へ出掛けちゃいましょう!





(麻生のりこ)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 全便にWi-Fi・USBポート・トイレ付き! 遠鉄バスe-LineRの気になるシートや車内設備を紹介