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北海道のイオングループ(イオン北海道・マックスバリュ北海道)は、2018年5月21日(月)より電子マネー「WAON」で路線バスの運賃が支払えるサービスの実証実験を開始する。
WAONで運賃が払えるようになるのは、十勝バス「西地区コミュニティ路線」と、くしろバス「たんぼく循環線」のふたつの定額運賃路線。2018年秋からは、阿寒バスが運行する路線バスにおいても、同サービスを展開する予定だという。
今秋からは、区間をまたぐごとに料金が加算される多区間運賃路線にもサービスが導入される。交通系ICカード以外の電子マネーで多区間運賃路線の支払いができるサービスは全国にまだない。
北海道のイオングループは、同サービスを拡大させることで、地域路線バスの活性化および沿線にある商業施設の来店促進を目指すとしている。
なお、全国のイオングループは、地域活性化につながるサービスとして、WAONで利用した金額の一部を自治体などに寄付する「ご当地WAON」も展開してきた。このサービスを通して寄付された金額は、北海道で総額約1億1,000万円(2018年2月時点)、全国では総額12億7,247万円(2018年2月時点)にのぼっている。