2016年秋に誕生したラクシア。「Luxia(ラクシア)」というネーミングは、Luxuryの響きと「楽(Raku)+幸せ(Shiawase)」を掛け合わせたもの。その名の通り、「楽」と「幸せ」を追及した高速バスです。

シートはイエロー調の高級感ある素材で、肘掛けには木材が使用されています。床面やテーブル、座席背面にも木目調が取り入れられ、まるで家のリビングにいるような感覚でまったりできる空間とシートが魅力です。

2022年3月現在は「東京・千葉~名古屋」「東京・新宿~仙台・福島」の路線で運行しています。

ラクシア外観。リボンのような「W」がモチーフでかわいい
ラクシアの3列独立シート


ゆったりくつろげるこだわり設計のシート

ラクシアのシートは3列独立タイプ。すべてのシートが独立していて、座席と座席の間はカーテン付き。シート幅はゆったりサイズの51.5cmです。

シートのデザインもおしゃれです

シートのクッションにもこだわっています。体重がかかる支点毎にクッションの固さやボリュームが異なる設計です。腰の辺りにボリュームがあるため、長時間座っていても腰やお尻が痛くなりません。

リクライニング前のシート
リクライニングは最大約145度まで

座席自体が動く「電動ゆりかごリクライニング」機能を備え、最大傾斜約145度、レッグレストも連動し、可動式枕とクッション性の高いシート設計と相まってまるでベッドのような快適さを実現しています。

クッション性の高いシート
レッグレスト
隣席との距離があり快適に過ごせる
リクライニングのボタンは肘掛け下に
テーブルはドリンクホルダー付き
枕は可動式


便利な設備も充実

ラクシアはシートが心地良いだけでなく、設備も充実しています。

肘掛けを開けるとテーブル、足元にドリンクホルダー、網ポケット、コンセントなどがあります。また、マイカーテンでプライベート空間を確保し、周囲との接触を避けられるため安心です。

肘掛けとテーブルも高級感あり
足元にもドリンクホルダー
マイカーテンを各シートに装備
足元にAC100Vコンセント

ちなみにラクシアにはトイレがありません。パーキングエリアやサービスエリアで休憩時間がとれるので、なくても問題ないという方も多いようです。また、万が一緊急でトイレに行きたい場合など、車内でのお困りごとがあった際には、WILLER EXPRESS独自のサービスである「おたすけDM」を使って問い合わせることで、休憩所などに立ち寄ってくれます。トイレ以外に車内が暑い場合や寒い場合にも、気軽に連絡できる嬉しいサービスです。

WILLER おたすけDM

車体は「スーバーハイデッカー」という、床の高さが通常よりも高いバスです。通常のハイデッカーの場合は、車内へのステップが2段ですが、スーパーハイデッカーの段差は3段です。ハイデッカーと比べ、目線が15cm上がるので窓からの景色がよいです。

車内入口のステップ



■運行路線

ラクシアを運行しているのは以下の路線です。

※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください

※2022年3月時点で運行されている路線です
※設備は都合によって変更されることがあります


(バスとりっぷ編集部)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 こだわりのシートでリビングみたいにくつろげる!? ウィラー「ラクシア」の車両を写真多めで紹介!