ざっくり、こんな記事



  • エヴァンゲリオン×箱根のイベント開催! ハイライトツアーレポート

  • エヴァラッピングバスは全部で7台

  • バスの特別放送やフリーパス、ミニカー販売情報も!







エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE



2020年、箱根にエヴァンゲリオンのラッピングバスが登場です! 乗車できるのは2020年1月10日(金)~6月30日(火)、箱根とエヴァンゲリオンのコラボレーションイベント「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」の開催期間内のみ。限定バスは主に新宿~箱根、羽田空港~箱根、新宿~御殿場プレミアム・アウトレット間と、箱根・小田原エリアで運行します。



「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」はテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」と箱根市が、箱根史上最大規模で手を組んだイベント。エヴァンゲリオンの作中で「第3新東京市」として物語の舞台になり、実際に作中に登場するスポットも多い箱根市で、様々な展示やここだけの限定企画が楽しめるのです。




エヴァンゲリオンのラッピングバスが箱根を走る!



今回は、この「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」イベントのオープニングセレモニーへお邪魔してきましたよ!






エヴァンゲリオンのラッピングバスは全部で7種類



イベント「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」で登場するエヴァンゲリオンデザインのラッピングバスは全部で7台。全てラッピングが異なり、「小田急箱根高速バス」からは2台、「箱根登山バス」からは5台が運行されます。



主要パイロット5人が登場する「小田急箱根高速バス」



「小田急箱根高速バス」で運行されるのは、新宿~箱根間などを結ぶ「エヴァデザインラッピングバス」と御殿場市内~箱根を結ぶ「ネルフ本部デザインバス」。



「エヴァデザインラッピングバス」は、正面から向かって右側にエヴァの機体3機がデザインされ、左側にはエヴァの主要パイロット5人がイベント描き下ろしコスチュームでデザインされているので、左右違いで楽しめます。





新宿~箱根間などを結ぶ「エヴァデザインラッピングバス」


反対側はエヴァの主要パイロット5人が登場!



もう1台の「ネルフ本部デザインバス」は、一足早く2019年12月1日から登場していますよ。当日写真は撮れませんでしたが、銀色のメタリックな車体に真っ赤なネルフのマークが入ったデザイン。



「箱根登山バス」からはエヴァ機体デザインの5台が登場!



「箱根登山バス」のラッピングバスは全部で5台。すべてエヴァの機体をモチーフとしたデザインで、箱根・小田原エリアを走ります。ラインナップは「零号機」「初号機」「2号機」「Mark.06」「8号機」。こちらの5台はバスロケーションシステムで現在位置が調べられるため、好みのデザインのバスを狙っての乗車も可能!




ラッピングバスそれぞれの現在位置が一目でわかる!



箱根登山バス バスロケーションシステム



また小田原駅~箱根町港を結ぶ「箱根町線(H路線)」では、ラッピングバスを含めたすべてのバスで登場キャラクター・葛城ミサトによる車内放送を実施。つまりミサトさんに案内してもらいながらの箱根巡りができるのです! 車内放送はバス停名のアナウンスのほかに、全部で10パターンほど特別な台詞もあり。





「Mark.06」は新劇場版に登場。なお車内は通常のバスと同じです


奥から順に「零号機」「初号機」「2号機」「Mark.06」、一番手前が「8号機」。後面にはネルフのマーク



描き下ろしデザインの「箱根フリーパス」やイベント限定仕様ミニカーも



小田急箱根高速バスや箱根登山バスのほか、箱根登山電車や箱根登山ケーブルカーなど全部で8種類の乗り物が乗り降り自由となる「箱根フリーパス」には、イベント限定デザインが登場!(一部乗り物は指定区間あり)



※台風19号の影響により、箱根登山電車の箱根湯本駅~強羅駅は長期運休。運休期間中は箱根湯本駅~強羅駅間にて、箱根登山バスへの振替輸送と代行バスを運行しています。

また箱根登山ケーブルカーは、施設および車両更新工事のため、2019年12月3日(火)~2020年3月下旬(予定)まで運休。運休期間中は強羅駅~早雲山駅間で代行バスを運行しています。



イラストはすべて今回限定の描き下ろし。各キャラクターたちが作中に登場した箱根の名所を訪れているデザインです。購入できるのはそれぞれのキャラの対象駅限定。式波・アスカ・ラングレーは新宿のみ、綾波レイは箱根湯本のみなど、1地域に1キャラ限定なのでお目当てがある方はご注意を。




箱根フリーパスには全6種類の限定デザインが登場!



なおイベント限定ラッピングバスは、2020年6月にミニカーも発売予定ですよ。1/150スケールの手のひらサイズで、小さいながら細部まで忠実に再現されています。




細部まで忠実! 大きさは横が約7cm、高さが約1.5cm






「エヴァンゲリオン×箱根2020」プレスツアーは桃源台駅から



オープニングセレモニー当日は、限定ラッピングバスで「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」のハイライトを巡るプレスツアーに参加してきましたよ!



ツアー出発は箱根の桃源台駅から。新劇場版エヴァンゲリオンでは「桃源台中央駅」として作中に登場していたこの場所は、今イベントでは副駅名が「第3新東京市駅」となり、限定ラッピングバスの拠点となるのです。また内部には大規模な仕掛けも!




出発は「桃源台駅(第3新東京市駅)」から!



箱根・桃源台駅にネルフ本部登場!



「桃源台駅(第3新東京市駅)」内部にあるもの、それはエヴァンゲリオン初号機と特務機関NERV(ネルフ)本部! 天井から壁まですべてを覆う大型ラッピングで、エレベーター扉にはネルフのロゴ。こちらのネルフ本部は、実際に入り込んで写真撮影もOKです。




エヴァンゲリオン・初号機登場! 約2mもの大きさです


天井も壁も徹底したネルフ本部空間。この後テープカットが行われましたよ



スタンプラリーやフォトスポット、限定グッズも



「桃源台駅(第3新東京市駅)」はネルフ本部のほか、イベントオリジナルグッズの販売やフォトスポットの設置も。「第3新東京市スタンプラリー」のスタンプ台もあり、まさに今回のイベントの拠点として真っ先に立ち寄りたいスポットです。



なお「第3新東京市スタンプラリー」は、先にご紹介した箱根フリーパスのほか、箱根鎌倉パス、富士箱根パス、海賊船・ロープウェイ1日きっぷの購入者のみ参加できる限定企画。御殿場・三島を含む箱根エリア内に全14カ所のスタンプ台があり、5カ所達成・全カ所達成でそれぞれオリジナル賞品が受け取れます。




ネルフ本部前には「第3新東京市スタンプラリー」スタンプ台


売店前には主要パイロット5人がプラグスーツ姿で登場!





ネルフ職員の4人は売店入口の並びに


海賊船乗り場入口にもエヴァの5人がお出迎え






箱根強羅公園には「ロンギヌスの槍」登場!



出発地たる「桃源台駅(第3新東京市駅)」から、エヴァラッピングバスに乗り込んで30分。箱根強羅公園に到着です。なお箱根強羅公園は、エヴァンゲリオン作中に出てくる「強羅絶対防衛線」上のほぼ真ん中辺りに当たりますよ。




自然豊かな箱根強羅公園。ペットと一緒に散歩する人も多いのどかなスポット



こちらには昨年まで東武スカイツリータウンに展示されていた「ロンギヌスの槍」があるとのこと。楽しみにしてきたものの、箱根強羅公園は広い! 入口からはロンギヌスの槍はとても見えない!



どこー、槍はどこにあるのー、と公園を奥へと進んで行くと、噴水の後ろに何か赤いものが…。




「ロンギヌスの槍」、噴水の後ろに刺さってました!



訪問したのは14時過ぎ頃でした。ちょうど太陽の加減で見事な逆光! ロンギヌスの槍がまばゆいったらない! モニュメントの高さは3.6m、のどかな庭園に真っ赤なカラーリングが映えます。




巨大モニュメント「ロンギヌスの槍」


しっかり(?)刺さっておりますよ!






最後は箱根小涌園ユネッサンの「セカンドインパクトの湯」



箱根強羅公園から再びラッピングバスに乗車、約15分ほどで箱根小涌園ユネッサンへ到着。こちらでは温泉とエヴァンゲリオンがコラボレーション中で、館内では全館あげての特別装飾が楽しめます。その入口はエヴァンゲリオン4機によるA.T.フィールド仕様!




入口はエヴァンゲリオン4機がしっかり防御中



「セカンドインパクトの湯」は3月31日(火)まで



箱根小涌園ユネッサンで楽しめるエヴァコラボは、まさに「温泉アミューズメントパーク」ならでは。なんと真っ赤な温泉「セカンドインパクトの湯」に入れるんです! こちらはイベント期間内でも3月31日(火)までの限定企画。4月からは「ユネッサン L.C.Lの湯」が登場する予定です。




「セカンドインパクトの湯」はユネッサン屋外エリアに。お湯が真っ赤!



「セカンドインパクトの湯」は、箱根温泉郷のお湯に今回のために特別に作った入浴剤が入れられた赤い温泉。難易度の違う3本のスライダーが楽しめますよ。なお、お湯そのものが赤いのは屋外エリアの「ロデオマウンテン」のみ、屋内となる「洞窟風呂」のお湯は照明で赤く光るように見えています。




「セカンドインパクトの湯」洞窟風呂の入口はこちら


水しぶきまで赤いお湯。暖かくて気持ちのいい温泉です





「セカンドインパクトの湯」洞窟内。中央の石は天然緋晶石・マリンローズ、後ろの岩陰にはエヴァの姿が


海洋生物をほぼ死滅させたはずのセカンドインパクトながら、ユネッサンでは水槽の魚も鑑賞できる。感慨深い…



レストランではイベントオリジナルの期間限定メニューを



館内では期間限定のフードメニューも登場していますよ。いただけるレストランは3つ、バイキングレストラン「大文字テラス」、「スイーツ&ベーカリー」、ファストフード「フォンターナ」です。それぞれメニューが違うので、ここは全レストランを制覇したいところ!



エヴァンゲリオンのコラボメニューと言えば、やっぱり一番に期待するのは作中で綾波レイの食べていた「にんにくラーメンチャーシュー抜き」ではないでしょうか? こちらはファストフード「フォンターナ」でいただけますよ!




「にんにくラーメンチャーシュー抜き~綾波レイ~」は海苔にネルフロゴ入り



その他、エヴァンゲリオンにちなんだ限定メニューは3つのレストラン併せて全部で10種類。食事メニューからスイーツメニュー、ドリンクまで揃います。




真っ赤な「セカンドインパクトゼリー」はイチゴと海藻のゼリー


「チョコレートファウンテン 初号機ver」は抹茶味といちご味





「パターン小田原! 間違いありません。使徒かまです。」目はなんと黒コショウの粒


ドリンク3種にはクッキーつき。葛城ミサトのドリンクのみアルコールです






ユネッサン館内装飾もエヴァ三昧!



箱根小涌園ユネッサン館内の特別装飾は、フロントやロッカー、大階段などあちこちに登場。特に大階段に登場している初号機は2階までの階段を全部使ったイラストなので、見上げるほどの大きさがありますよ。




大階段に初号機登場。長い脚がより長く見える!



また箱根小涌園ユネッサン公式LINEでは、館内で楽しめる「隠れエヴァを探そう!」ゲームに無料で参加できます。館内装飾の中からヒントを頼りに隠れエヴァマークを探すこのゲームの景品は、ここでしか手に入らないオリジナルステッカー! 9,000枚限定だそうです。ぜひ館内装飾を楽しみながら参加したいですね。





エレベーターを登りきるとキャラクター7人がお出迎え


ロッカールームの案内・女子代表は綾波レイ! 男子ロッカーは碇シンジ





窓や案内板にもエヴァ。あちこちにあるのでキョロキョロしてしまうかも


スタンプラリーは温泉にちなんでぺんぺん登場!






帰りは新宿までエヴァラッピングバスで



エヴァコラボのハイライトを回った後は、そのままエヴァラッピングバスで新宿まで。エヴァのバスでエヴァ×箱根のコラボスポットを回る、エヴァどっぷりな一日でした。箱根から新宿までは、高速バスでざっくり2時間半ほど。近いですねー、箱根。




エヴァは新宿の夜景にも似合います。特にエヴァ機体側!



実は「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」はこれからも成長していくイベント。4月から登場予定の「ユネッサン L.C.Lの湯」のほかにも、仙石原には前哨基地が建設中、3月と5月には「ヤシマ作戦」を模した特別演出つきの高橋洋子ライブショー開催予定と、気になる企画がこれからも登場するのです。



次は箱根市内を回る方のエヴァラッピングバスにも乗りたい、そんでミサトさんの箱根案内を全部聞きたい! できれば零号機ラッピングバスで! など、まだまだやりたいこともあり。またこれだけ箱根でエヴァ三昧をした後は、またエヴァを見返したくもなるわけです。まさしく箱根の魅力もエヴァの魅力も再確認という感じ。余韻の残る「エヴァンゲリオン×箱根2020」プレスツアーでした。



エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE






ツアーで巡ったスポットを動画で撮影してみました!



 









【エヴァンゲリオン×箱根2020】箱根のエヴァ化始動! ラッピングバスも運行中








■エヴァンゲリオンラッピングバスの運行情報



ラッピングバスの運行便は日によって異なります。詳しくは「小田急箱根高速バスの最新情報」をご覧ください。



※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。










(陽月よつか)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 箱根がエヴァンゲリオン化!? ラッピングバスも運行中の「エヴァンゲリオン×箱根2020」をレポート