さくら高速バス

ざっくり、こんなバス

  • 3列独立シート・カーテン付きでプライバシーに配慮
  • 電源はコンセントとUSBポートの2口あり
  • トイレもあって安心

では、車内の設備を紹介していきますね。


さくら高速バスのシート・設備を紹介!

今回乗車したのは東京~金沢を結ぶ高速バスで、シート配置は横3列の独立シート。バスタイプはリラックス3です。正面から向かって左手、車両の中ほどにトイレがあります。今回はチケット購入時に座席指定はできず、バス会社側で席を決定します(※さくら高速バス公式サイトからの予約は座席指定が可能)。

私の座席は10Bで、中央列の最後尾です。座席をフルリクライニングさせると、角度は約135度でしょうか。ヘッドレストは好みの位置にクッションを合わせられる可動式です。ブランケットやスリッパなどのアメニティはありませんでした。

10Bの座席
可動式のヘッドレスト

足元には、靴を脱いで足を乗せるタイプのフットレストがあります。ちょうど右膝の位置にドリンクホルダーがあり、前方座席の背面には小さなライトもついています。

荷物入れには安全のしおりやWi-Fiサービスの案内が入っていましたが、残念ながらWi-Fiサービスはなくなっていました。

足元にはフットレスト、膝辺りにドリンクホルダーあり

A席とC席は、備え付けのカーテンを閉めることでプライバシーを保てます。B席には通路と各席を隔てるカーテンはありませんが、左右からの視線は遮られます。

B席からA席を見たところ

座席両側のアームレストの下に、コンセントと充電用のUSBポートが付いています。右手側のアームレストの下にはコンセント、左手側のアームレストの下にはUSBポートと、1席に複数の電源設備があるバスには初めて乗車しました。

右手側のアームレストの下にはコンセントが
左手側のアームレストの下にはUSBポートがあります

移動中に何度か休憩がありますが、車内にトイレがあるのでいざというときの安心感がありますね。

トイレ完備です

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さくら高速バス 金沢駅~バスタ新宿乗車体験記

今回乗車した夜行バスは、福井駅を出発した後に金沢・高岡・富山を経由し、新宿・横浜・海老名に停車。私は金沢駅西口バスターミナルから乗車し、バスタ新宿で降車した後は自宅に戻り、そのまま出社します。

そんな弾丸旅行ができるのも、夜行バスならでは。金曜の晩に目的地に向けて出発し、土日は目一杯旅先で遊んだ後に、月曜の朝一に自宅に戻るという、少々ハードなスケジュールです。だからこそ車内でゆっくり休みたいと思い、3列独立シートのバスに乗車しました。

KR406D便に乗車

富山駅を出発した後は消灯となります。休憩時にはアナウンスはなく、前方のカーテンが開いて誘導灯が点いたら休憩開始です。休憩は富山県滑川市の有磯海SA、長野県長野市の松代PA、埼玉県東松山市の高坂SAでそれぞれ20分の休憩がありました。

消灯前の様子
休憩時間は厳守で!

バスの乗り心地ですが、私が座った10Bはエンジンの真上だったのか、エンジン音と暑さが少々気になりました。バス移動をより快適にするため、耳栓の用意や体温調整しやすい服装で乗車するのは大事だ、と改めて感じました。

バスは、定刻より30分遅れてバスタ新宿に到着しました。渋滞に影響されることもありますが、夜行バスは早朝に目的地に到着するので1日を有効に使えるのがメリットですね。

バスタ新宿に到着

以上、さくら高速バスの乗車記でした。北陸方面から東京、神奈川に移動する予定がある方は、この情報を参考にしてみてくださいね。

桜交通の東京~金沢便(3列独立シート)

※リンク先の予約ボタンをクリックすると公式サイトへ移動できます

※取材協力/さくら高速バス


(為平千寿香)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 さくら高速バスの夜行バス「リラックス3」で金沢~新宿間を移動! カーテン付きの3列列立シートや車内の様子を紹介