香嵐渓もみじまつりとは?

香嵐渓のもみじの起源は今から約400年前。香積寺11世の三栄和尚が経を唱えながら植えたのが始まりです。元々は「香嵐渓のもみじ」ではなく、「香積寺のもみじ」として知られていました。

ですが1930年に大阪毎日新聞の本山彦一社長により、香積寺の「香」、巴川をわたる爽涼とした嵐気の「嵐」から「香嵐渓」と名付けられ、現在の呼ばれ方が定着しました。

第68回を迎える2023年度のテーマは「名木紅葉(なのきのもみじ)」です。名木紅葉とは俳句の季語のことで、晩秋に葉が赤く紅葉する景色を指します。グラデーションに染まる景色だけでなく、夜にはライトアップも楽しめますよ。

香嵐渓もみじまつり 2023

開催日:2023年11月1日(水)~ 11月30日(木)
開催時間:常時開園 ※ライトアップは日没~21:00
開催場所:足助・香嵐渓広場(愛知県豊田市足助町飯盛) Google Map
入園料:無料 ※香嵐渓広場内、三州足助屋敷への入館は有料
豊田市足助観光協会


香嵐渓もみじまつりの見どころスポットやイベントを紹介!

上記で紹介した香嵐渓広場は見どころスポットのひとつにすぎません。標高254mの飯盛山をぐるっと囲むように、様々なスポットが点在しています。香嵐渓のシンボル待月橋や飯盛山の全景を眺められる巴橋、足助の古い町並みで撮影するのもおすすめ!

香嵐渓もみじまつり 見どころスポット


1)香嵐渓広場
ほかのスポットに比べ、早めに色づきます。飲食ブースもあり。

2)待月橋
待月橋は香嵐渓の象徴ともされている場所。撮影スポットとしても人気です。

3)巴橋
飯盛山のほぼ全景を眺められます。飯盛山山頂まで20分ほどで行けますよ。

4)足助の古い町並み
足助の町並みは商家町として栄えた場所です。尾張・三河と信州を結ぶ伊那街道の中継地でした。

5)足助城
足助城は2023年に再建開城30周年を迎えました。ほかのスポットとはまた違った、本丸からの眺望を楽しめます。

6)夫恋薬師
恋愛成就のご利益があるといわれる夫恋薬師。大イチョウの木も有名です。

7)つり橋(香嵐橋)付近
香嵐渓の東側に位置するつり橋。巴川の水面に映るもみじは幻想的。

8)香積寺
香嵐渓の名前の由来となったお寺。おすすめポイントは山門から見るもみじです。

9)三州足助屋敷
昔の里山の暮らしをがわかる体験型施設。昭和55年に開館しました。

香嵐渓もみじまつりで行われるイベント

飯盛山のライトアップが期間中毎日開催されるほか、猿回しは雨天時以外ほぼ毎日行われます。

イベント一覧と開催日は以下の通り。詳しくは「豊田市足助観光協会」をチェックしてみてくださいね。

1)飯盛山ライトアップ(11/1~30)
2)猿回し(ほぼ毎日)
3)豊田市ジュニアマーチングバンド“Toyota Illusion Magic”もみじまつり交通安全町並みパレード(11/5)
4)竹灯りの香積寺(11/4~26期間中の土日)
5)願掛けろうそく(11/12・23を除く11/11~26期間中の土日)
6)昔懐かしチンドンパレード(11/18・19・23・24)
7)足助の町並みイベント『中世のあすけ』展(10/20~12/6)


名古屋から香嵐渓もみじまつりの会場までのアクセス

会場まで公共交通機関を利用する場合は、電車とバスを乗り継いで行くのが一般的です。ただ香嵐渓もみじまつりの期間中は、リニモ八草駅から直行バスが出ているので、最短ルートで会場までアクセスできます!

名古屋からのアクセスを、直行バスを使うルート・使わないルートに分けてご紹介。

電車+直行バス(香嵐渓もみじまつり期間中)

ルート:名古屋駅~(名古屋市営東山線)~藤が丘駅~(リニモ)~八草駅~(直行バス)~香嵐渓
料金:1,690円
所要時間:約2時間
乗り換え:2回

下記のルートは一例で、電車+路線バスを使ってアクセスする方法はいくつかあります。ですがどのアクセス方法も、基本的には料金1,700円前後、所要時間約2時間、乗り換え回数も2回ほどで、大きな差はありません。

電車+路線バス(香嵐渓もみじまつり期間以外)

ルート:名古屋駅~(名古屋市営東山線)~伏見駅~(名古屋市営鶴舞線)~豊田市駅~(名鉄バス)~香嵐渓バス停
料金:1,680円
所要時間:約1時間50分
乗り換え:2回

※2023年11月現在

東京から名古屋までは高速バスを利用すると、かなり格安で移動できます! 時期にもよりますが最安値はなんと2,000円ほど。交通費をなるべくかけたくない人に高速バスはおすすめです!


香嵐渓もみじまつりへ行くならバスツアーも! 東海名物も堪能できる

香嵐渓もみじまつりへはバスツアーで回ることもできます! 日帰りツアーは名古屋や大阪、京都発で、小原の四季桜を巡ったり、カニ会食を堪能したりさまざまなツアーがあります。

豊田市小原町にある小原ふれあい公園は、秋に花を咲かせる珍しい桜があり、桜と紅葉が同時に楽しめる名所です。桜はマメザクラ×エドヒガンの雑種で白または淡紅色の一重の花を咲かせます。一般的な桜と違い、1番の見頃は、例年11月上旬~11月下旬頃。春は控えめに花を咲かせます。

宿泊ツアーの場合は名古屋や大阪に加え、東京や千葉、埼玉など関東発のツアーもあり。うなぎやシラス、サクラエビなどの東海グルメを楽しめるツアー、岐阜県の下呂温泉など温泉地へ立ち寄れるツアーが多くあります。

鮮やかに色づく紅葉を見に、足を延ばしてみては?

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(バスとりっぷ編集部)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 秋深まる香嵐渓! 愛知県豊田市で「香嵐渓もみじまつり 2023」が開催! 日程や会場までのアクセス、バスツアー情報を紹介