主に3~5月にかけて、日本では黄砂が飛来することがあります。
この時期は黄砂だけでなく、花粉も元気に飛び回っており、マスクなどの対策が必要になります。


黄砂はいつ飛んでくる?

過去30年の平均では、黄砂は主に3~5月に飛んでくる傾向にあります。月別の平均値をみると、3月に4.4日、4月には6.2日飛んできており、ほぼ週1のペースで黄砂が飛んできていることになります。
また、夏季にはほとんど飛来してきませんが、その理由は黄砂飛来源となる乾燥地域の雨量が多くなることや、冬季と比べると日本付近の偏西風が弱くなるため、と考えられています。

黄砂の月別平均値


黄砂の大きさはどのくらい?

黄砂粒子の大きさは直径4~5μmくらいのものが大部分を占めます。
この時期多くなる花粉の粒子と比べてみても、かなり小さいですが、PM2.5粒子と比べるとやや大きめといえます。ただ、黄砂粒子の中には直径が2.5μm以下になるものもありますので、黄砂が飛来すると、同時にPM2.5濃度が高くなることもあります。
tenki.jpでは2022年3月より黄砂情報を提供しています。
視覚的にわかりやすい黄砂メッシュ表示のほか、全国140を超える地域毎に黄砂予測を発表していますので、ぜひご確認ください。

黄砂・PM2.5・花粉の大きさ比較

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 黄砂の多い3月4月 平均週1のペースで飛んできていた?