今朝(23日)も各地で冷え込みが強まって、大阪市などで朝は氷点下に。初霜や初氷、初冠雪といった冬の便りも届いています。

●大阪は冬日を観測

強い寒気が流れ込んでいる影響で、今朝も全国的に強く冷え込みました。午前9時までの最低気温は、東京都心で0.1℃、大阪市でマイナス0.2℃と、それぞれ今シーズン一番の冷え込みを更新。大阪市では今シーズン初の冬日となっています。

また全国をみても、アメダス地点のおよそ3割にあたる302地点※で、今シーズンの最低気温を記録しています。
※富士山を除く。

●遅めの冬の便り

この強い冷え込みの影響で、各地から冬の便りが届いています。気象庁は午前10時までに、銚子と前橋で初霜の観測を発表。前橋地方気象台管内では、赤城山の初冠雪も観測されています。

また、松山と津では初氷が観測されました。

23日に観測された初霜、初氷、初冠雪はそれぞれ平年と比べて遅く、前橋の初氷と赤城山の初冠雪は平年よりもおよそ1か月遅い観測です。

●日中も寒さが厳しい

きょう23日(土)は、各地で昼間も寒さが厳しい見込みです。太平洋側を中心に晴れるものの、最高気温は西日本でも10℃以下の所がほとんどとなりそうです。

また、広い範囲で北~西寄りの冷たい風が吹いて、実際の気温よりも寒く感じられるかもしれません。きょうも暖かくしてお過ごしください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士