きょう7日は、寒冷前線が本州を通過し、全国的に風が強まっています。関東や東海は南風が強まり、最大瞬間風速は静岡県御殿場市で32.5メートル、横浜市で25.6メートルを記録しました。九州から北海道まで広く強風注意報が発表中。東北から北海道の日本海沿岸部には暴風警報の発表も。

●全国的に強風 一部、暴風警報も

きょう7日は、寒冷前線が本州を通過し、全国的に風が強まっています。
関東や東海は午前中は南風が強まり、最大瞬間風速は静岡県御殿場市で32.5メートル(南西・午前7時13分)、横浜市で25.6メートル(南南西・午前7時9分)を記録しました。

東北で南から西寄りの風が非常に強く吹いている所があり、正午までの最大瞬間風速は、山形県酒田市の飛島で29.9メートル(西南西・午前11時33分)、青森市で27.7m/s(西南西・午前11時33分)を観測しました。
正午現在、九州から北海道まで広く強風注意報が発表中で、東北から北海道の日本海沿岸部には暴風警報が発表されています。

夕方にかけて暴風に警戒してください。

●非常に強い風って どんな風?

非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km~110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)

飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士