きょう5日は、近畿から関東を中心に、最高気温35℃以上の猛暑日になる所も。関東は熊谷で37℃など、再び猛烈な暑さに。熱中症警戒アラートが発表されていない所でも、万全の熱中症対策を。

●関東 また猛烈な暑さ

きょう5日は、近畿や東海、関東を中心に、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。中国地方から関東甲信、北陸にかけては晴れ間が出て、気温がグングン上がりそうです。最高気温は、埼玉県の熊谷で37℃、前橋や京都で36℃など、体温並みの暑さになるでしょう。東京都心は、きのう4日より5℃ほど高く、35℃くらいまでが上がりそうです。

九州や四国は曇りや雨ですが、広く30℃以上と厳しい残暑が続くでしょう。東北や北海道は30℃前後の所が多くなりそうです。東北の日本海側では、きのう4日より3℃ほど低いですが、それでも真夏並みの暑さでしょう。

●13府県に熱中症警戒アラート

きょう5日、熱中症警戒アラートが発表されているのは、鹿児島県(奄美地方除く)、長崎県、香川県、広島県、鳥取県、京都府、新潟県、三重県、静岡県、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県の13府県です。

熱中症警戒アラートが発表されていない所でも、蒸し暑さが続くでしょう。熱中症対策を心がけてください。

●熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士