きょう1日の関西は大雨のピークを越えましたが、各地の川の水位はこの時間も高くなっており、あす2日(日)も川や崖などの斜面には近づかないようにしてください。この先も梅雨の最盛期で、雨の降り方に油断のできない状態が続きます。最新の情報を確認してください。

●あす2日(日) いったん天気回復 ただ、川や崖には近づかない

あす2日(日)は梅雨前線が南へ離れ、関西はいったん天気が回復に向かう見込みです。明け方まで雨の残る所があるものの、日中は雨はやんで、晴れ間が広がるでしょう。雨上がりで湿度が高い中、昼間の気温は軒並み30度を超え、内陸部では35度近くになる所もある見込みです。体に堪える暑さになりますので、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、これまでの大雨で、あすも川の水位は高く、地盤の緩んでいるところがありますので、レジャーの際も川や崖など危険な場所には近づかないようにしてください。なお、あす2日(日)の晴れ間は束の間で、あさって3日(月)は再び前線が北上を始め、次第に雨になるでしょう。

●この先も梅雨の最盛期 大雨になる恐れも

3日(月)から北上した梅雨前線は、この先もしばらく西日本付近に停滞します。6日(木)ごろに一時的に前線が南下する可能性もありますが、そのほかの日は前線が停滞し、前線の活動が活発になる日もある見込みです。梅雨の最盛期は、雨が降ると激しい雨をもたらすような雨の降り方になることが多くなるため、この先も警報級の大雨になる日が多くなる可能性があります。最新の情報を確認するようにしてください。また、避難経路の確認や停電などに備えた備蓄用品の点検もしておいてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士