明日15日(木)の朝は全国的に冷え込みが強まり、関東から四国でも氷が張るほどの厳しい寒さになる所がありそうです。通勤、通学の際は、寒さ対策をしっかりと行いましょう。

●明日15日(木) 朝は全国的に冷え込み強まる

明日15日(木)も本州付近は冬型の気圧配置で、強い寒気の流れ込みが続くでしょう。

明日15日(木)の朝は、今日14日(水)よりも低い所がほとんどで、大幅に低くなる所もありそうです。
札幌と釧路は氷点下6℃、仙台も氷点下1℃の予想で、冬日になるでしょう。東京都心や名古屋、大阪は3℃、高知は1℃まで下がり、今シーズン一番の冷え込みになる所もありそうです。東日本や西日本でも、内陸では氷点下になる所もあり、氷が張るほどの冷え込みになるでしょう。

朝の通勤、通学の際は、マフラーや手袋などで寒さ対策をしっかりと行ってください。

●明日15日(木) 日中も寒さが続く

明日15日(木)は日本海側では雪が続き、北海道や東北の日本海側を中心に大雪になる所もあるでしょう。大雪による交通への影響や、暴風や高波にも警戒してください。また、電線や樹木への着雪やなだれにもご注意ください。
太平洋側は大体晴れますが、最高気温は平年より低い所が多く、10℃まで届かない所が多いでしょう。北または西よりの季節風が強めに吹いて、体感的にはより寒く感じられそうです。日中もマフラーで首元を温めるなど、体を冷やさないよう、お気をつけください。

明後日16日(金)以降も寒さが続き、特に17日(土)からは再び強い寒気が流れ込むでしょう。今回の寒気よりも一段と強い寒気です。福岡など九州でも18日(日)から19日(月)は雪で、平地でも積雪のおそれがあります。
お出かけを予定されている方もいらっしゃると思いますので、最新の気象情報にご注意ください。

●冬道運転の「ふゆとじこ」に注意

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士