きょう11日、朝は岐阜県で局地的に雨雲が発達しました。東北北部や北海道は、お盆を過ぎる16日頃にかけて大雨に警戒、注意が必要です。

●11日 岐阜県で6時間降水量200ミリ超 東北北部や北海道は今後雨強まる

きょう11日、岐阜県関市板取では、午前6時40分までの6時間降水量は200.5ミリを観測し、統計開始の2006年以降、8月の1位の値を更新しました。
太平洋高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、雨雲が発達しました。

一方、朝鮮半島から日本海、さらに北日本付近に前線が延びています。青森県や秋田県では、午前中、1時間に30ミリ以上の雨を観測した所がありました。

東北北部や北海道は、このあと夕方以降、雨が強まるでしょう。あす12日にかけて大雨の恐れがあります。
九州から関東も局地的に雨や雷雨があるでしょう。

●東北北部や北海道 お盆も大雨に警戒・注意

東北北部や北海道では、お盆から、お盆を過ぎる16日頃にかけて、雨が降りやすく、雨脚が強まることがあるでしょう。
今後発生すると予想される台風が持ち込む熱帯からの暖かく湿った空気の影響で、14日頃に北海道の太平洋側に発達した雨雲がかかる可能性もあります。

大雨による土砂災害などに警戒、注意が必要な状態が続きます。雨雲の動きや発達の程度によっては、警報級の大雨になる恐れもあります。

●九州~東北南部 お盆も急な雨や雷雨に注意 関東に台風が接近する恐れ

九州から東北南部は、お盆が過ぎる頃にかけて、局地的に雨雲や雷雲がわきやすいでしょう。急な雨や雷雨に注意が必要です。

関東付近では、今後発生すると予想される台風が、13日にかなり接近し、荒天の恐れがあります。
今後も、最新の気象情報をご確認ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士