31日木曜は、福井と彦根で桜が開花し、松江と奈良では桜が満開を迎えました。いずれも平年より早い観測です。

●桜「開花」や「満開」の便り

31日木曜は、桜の便りが次々に届きました。
福井と彦根では、桜が開花しました。共に、平年より1日早く、昨年より9日遅い観測です。北陸では、30日木曜に桜が開花した金沢に次いで、福井でも桜の季節を迎えました。
※桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。
また、松江と奈良では、桜が満開を迎えました。松江は平年より5日早く、昨年より4日遅い観測で、26日土曜に桜が開花、その5日後に、満開となりました。奈良は平年より4日早く、昨年より1日観測で、25日金曜に桜が開花、その6日後に、満開を迎えました。
※サクラの満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。

●最新の「桜開花予想」

あすから4月。桜を楽しめる所が、徐々に北の地方や、標高の高い所へ移っていくでしょう。
日本気象協会が31日木曜に発表したばかりの「2022年桜開花予想(第8回)」によりますと、4月に入ると東北南部で開花し、4月中旬には東北北部や長野の標高の高い地域で桜の時期を迎える見込みです。4月下旬には、いよいよ北海道でも、桜が開花しそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士