きょう(19日)の日中は、関東から九州でも気温が10度に届かず、寒中らしい寒さとなりました。今夜からあす(20日)の朝は、北海道を中心に今シーズン一番の冷え込みになる所もありそうです。

●19日は寒中らしい寒さ あす20日「大寒」も厳しい冷え込み

きょう(19日)の午後2時の気温は、東京都心で7.3℃、名古屋市6.0℃、大阪市6.5℃、福岡市8.2度など、関東から九州でも10度を下回りました。
今夜からあす(20日)朝にかけては、冷え込みが厳しくなるでしょう。予想最低気温の図を見てみると、北海道は広い範囲で氷点下16度以下となっていて、今シーズン一番の冷え込みの所が多くなりそうです。本州付近も氷点下の所が多く、東北北部から関東甲信の内陸部では氷点下5度を下回る見込みです。

●ヒートショックを防ぐ4つのポイント

寒い季節は、ヒートショックに特に注意が必要です。気温の急激な変化は、身体に大きな負担がかかります。
・お風・お風呂に入るときには、入る前に脱衣室や浴室を暖めておきましょう。湯船のふたを開けておくと蒸気で浴室が暖まるので良いでしょう。
・お風呂にお湯をはる際には、あまりお湯の温度を上げすぎないように注意しましょう。お湯につかりすぎると、身体に負担がかかります。お湯につかる時間は10分以内を心がけましょう。
・暖かい浴室でも注意してほしいことがあります。お風呂から急に立ち上がると、立ち眩みなどをおこすこともあります。お風呂から出る際には、ゆっくりと立ち上がりましょう。
・食事をした直後やお酒を飲んだ後は血圧が下がりやすくなり、浴室内で失神することもあります。食後すぐの入浴は避けましょう。また、お酒を飲んだ後は、アルコールが抜けてから入浴するようになさってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士