東海地方は、年末に強い寒気が流れ込んだ影響で、12月は、平年よりも積雪が多くなりました。この先も、強い寒気が度々流れ込むため、岐阜県の山地では、引き続き、雪の降り方や積雪に注意して下さい。

●12月の最深積雪 関ヶ原では平年の約3倍 現在の積雪状況は?

12月の最深積雪は、特に、関ヶ原で、平年の3倍近くの積雪となり、12月の観測史上3位を更新しました。また、名古屋でも12月27日に2センチの積雪、31日にも1センチの積雪を観測するなど、普段雪があまり積もらない地域でも積雪となりました。
きょう3日15時現在、岐阜県の山地では、所々に雪雲が流れ込んでいます。15時現在の積雪は、白川で90センチ、高山で26センチ、関ヶ原で20センチを観測しています。引き続き、積雪が多い地域では、路面の凍結などに注意して下さい。

●この先の寒さや雪は? 三連休はまずまずのお出掛け日和

東海地方には、この先も、強い寒気が度々流れ込む見込みです。岐阜県の山地では、雪雲が流れ込む日もあるため、引き続き、雪の降り方や積雪に注意が必要です。
その他の地域では、乾燥した晴天が続く所が多いでしょう。火の取り扱いや風邪などをひかないよう体調管理にも注意して下さい。
8日(土)からの三連休は、大きな天気の崩れはなく、まずまずのお出掛け日和となりそうです。
気温は、引き続き、最低気温は、名古屋や岐阜などの平地でも、氷点下となる日があり、朝晩は凍える寒さとなりそうです。最高気温も、10度に届かない日が多く、厳しい寒さが続く見込みです。

●冬道の運転は慎重に

三連休も控え、この時期、スキー場へお出掛けする方も多いのではないでしょうか。行く際は、スタッドレスタイヤなどの冬装備をしっかりとして、慎重な運転を心掛けましょう。また、東海地方のスキー場の天気や積雪情報をチェックしてからお出掛けすると安心です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士