気象庁は14日、2021年11月と秋(9月~11月)の世界の平均気温偏差を発表しました。

●11月の世界平均気温

2021年11月の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.28℃(速報値)で、1891年の統計開始以降、3番目に高い値となりました。

●平年との差が大きかった年(高い順)

平年との差が大きかった年(高い順)の上位は以下の通りです。
1位:2015年(+0.42℃)
2位:2020年(+0.36℃)
3位:2021年・2019年(+0.28℃)
5位:2013年(+0.21℃)
世界の11月平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.69℃の割合で上昇しています。

●秋の世界平均気温

2021年秋(9〜11月)の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.29℃(速報値)で、1891年の統計開始以降、3番目に高い値となりました。

●平年との差が大きかった年(高い順)

平年との差が大きかった年(高い順)の上位は以下の通りです。
1位:2015年(+0.38℃)
2位:2019年(+0.31℃)
3位:2021年・2020年(+0.29℃)
5位:2016年(+0.21℃)
世界の秋(9〜11月)平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.67℃の割合で上昇しています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士