九州は活発な雨雲が流れ込み、再び激しい雨が降り始めています。これまでの雨量が非常に多くなっており、広い範囲で災害の危険が大きくなっています。夜間も雨の状況に注意し、できる限り安全を確保するように努めてください。



●激しい雨で災害の危険度高まる


九州はきょう7日の日中、一時的に雨が弱まった時間帯もあったのですが、夕方から新たな雨雲が流れ込み、再び雨が強まっています。

7日午後6時までの1時間には、長崎県大村市で42.0ミリの激しい雨。午後7時までの1時間には、熊本県多良木町で34.0ミリの激しい雨が観測されました。いずれもこれまでに記録的な大雨が降った地域で、再び降り出した激しい雨で災害の危険度が急速に高くなっています。

今夜にかけてはさらに九州の広い範囲で雨が激しくなることが予想され、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。


●夜間も雨の状況に十分注意を


夜間は外の雨の様子が分かりにくくなります。外の雨音などに注意し、雨が激しいようであれば、気象情報や避難に関する情報などを確認するようにしてください。夜は避難が困難なことも多いですが、自宅の中でも2階以上や山やがけから遠い側にいるなどして、できる限りの安全を確保するようにしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士