大分県から福岡県を流れる筑後川は、7日午前中に上流の大分県日田市内で氾濫しました。今後、下流域にかけても水位が上昇する恐れがありますので、増水や周辺地域の浸水などに対して厳重な警戒を続けてください。

また、下筌(しもうけ)ダムから筑後川水系津江川への緊急放流が始まっています。これにより下流の日田市などで水位が上昇する恐れがあります。自治体が発表する避難情報などに十分注意をしてください。



●筑後川が日田市内で氾濫


大分県から福岡県を流れる筑後川は、7日午前中に大分県日田市内で氾濫しました。筑後川流域では雨が降り続いており、今後も水位が高い状態が続く見込みです。

また、大分・熊本県境の下筌(しもうけ)ダムから筑後川水系津江川への緊急放流が始まっています。下流の日田市などで水位が上昇する恐れがありますので、自治体が発表する避難情報などにも十分注意し、安全を確保してください。


●筑後川の下流域でも増水や浸水に警戒を


福岡県の筑後川下流域でも上流から水が流れてくることにより、今後さらに増水する恐れがあります。筑後川が増水すると、周辺の中小河川から筑後川に水が流れ込みにくくなり、それによって周辺の地域で浸水が発生する恐れがあります。筑後川の状況のほか、周辺地域の浸水の発生に対しても十分に警戒をしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士