25日(木)、長崎県の五島市と、新上五島町(しんかみごとうちょう)では、50年に一度の記録的な大雨になっています。



●長崎県で50年に一度の記録的な大雨に


25日(木)、停滞する梅雨前線の影響で、九州北部では局地的に雨雲が発達し、長崎県の五島市と新上五島町(しんかみごとうちょう)では、50年に一度の記録的な大雨となっています。

長崎県では、未明から断続的に活発な雨雲がかかり、五島市の福江では、午前4時までの一時間に74.0ミリの非常に激しい雨を観測し、同じく新上五島町の有川(ありかわ)では、午前3時過ぎまでの一時間に45.0ミリの激しい雨を観測しました。

五島市の福江と上大津(かみおおづ)では、午前4時までの3時間雨量が100ミリを超えています。


●25日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒


九州北部には発達した雨雲が停滞しており、25日夜遅くまでに多い所で1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。

また、五島市、西海市(江島・平島)、新上五島町に土砂災害警戒情報が発表されています。

引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士