冬のような寒さから一転、14日はこの時季らしい暖かさが戻った所が多くなりました。15日はさらに気温が上がり、関東から沖縄にかけての広い範囲で最高気温が20度以上となるでしょう。5月頃の暖かさとなる所もありそうです。



●14日 きのうより大幅に気温上昇 広島+10.4度、東京都心+7.1度


きのう13日は各地で冬のような寒さとなりましたが、きょう14日は、全国的に日中の最高気温が4月上旬から中旬並みとなった所が多くなりました。

関東より西の地域を中心に、きのうと比べて大幅に気温が上がり、日中の最高気温は、広島できのうより10.4度も高い21.3度を観測しました。その他、東京都心17.2度(前日差+7.1度)、名古屋17.9度(前日差+5.2度)、大阪17.8度(前日差+6.5度)、福岡20.1度(前日差+7.7度)を観測しています(14日午後3時現在)。

ただ、太平洋側を中心に北寄りの風が強まっているため、気温よりも低く感じられた所も多くなりました。


●15日 さらに気温上昇 広く20度以上


15日は、本州付近に暖かい空気が流れ込みます。そのため、北海道や東北・九州の一部を除いて、14日よりさらに気温が上がる予想です。関東から沖縄にかけての広い範囲で、日中の最高気温が20度以上になる所が多くなる見込みです。特に関東から東海にかけての内陸で気温が上がり、前橋、甲府は23度の予想で5月中旬から上旬並みの暖かさとなるでしょう。東京都心は21度、名古屋は22度、大阪20度くらいまで上がるでしょう。

風はきょう14日と比べると、収まる所が多くなりますが、東海から北海道の沿岸部では、日中にかけてやや風が強く吹きそうです。ただ、北寄りの冷たい風から一転、あす15日は南または西寄りの風に変わるため、きょうのように風が冷たく感じられることはなさそうです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士