令和元年は早くも師走。2日は全国的に大気不安定。通勤・通学時は非常に激しい雨や雷雨にご注意を!



●師走スタート 広域晴れ間も・・天気下り坂


早くも令和元年は年の瀬12月。スタートは東北から九州にかけて日差しがありました。ただ、天気の移り変わりは早く、すでに下り坂です。あす2日の朝、通勤・通学の時間は近畿や東海、関東で発達した雨雲がかかります。太平洋側を中心に局地的に非常に激しい雨の降る恐れがあります。落葉が進む今の時期、排水溝には落ち葉が溜まっています。あすにかけての雨で、側溝が溢れ、道路が冠水する可能性があります。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨、道路冠水、低地の浸水などに十分な注意が必要です。


●原因は前線を伴った低気圧


あす2日の予想天気図です。日本列島の西から前線を伴った低気圧が近づきます。この低気圧に向かって南からこの時期としては暖かく非常に湿った空気が流れ込む予想です。低気圧や前線の周辺では大気の状態が不安定になり、活発な雨雲が発生しやすくなるとみられます。


さらにこの低気圧が列島を通過した後の3日火曜日は、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置に変わります。北海道と東北の日本海側では冬の嵐となって、4日水曜日にかけてふぶく所が多くなる見込みです。今週中ごろ、北海道や東北の日本海側では大雪や吹雪による見通しの悪さに注意する必要があります。


情報提供元: tenki.jp日直予報士