きょう5日からあす6日(土)は梅雨前線が奄美付近にほとんど停滞。奄美から沖縄本島地方は雨の降り方や落雷、竜巻などの激しい突風に警戒・注意が必要です。先日記録的な大雨となった鹿児島県の薩摩・大隅地方は、きょう5日とあす6日(土)は一時雨が降る所も。雨量は少ない見込みですが、まだ地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒してください。



●梅雨前線は奄美付近に停滞


きょう5日は梅雨前線が奄美付近に停滞しています。奄美周辺で雨雲が発達し、きょう昼過ぎは十島村平島で1時間57.0ミリの非常に激しい雨が降りました。おととい3日降り始めからきょう午後1時までの総雨量は、十島村平島で342.0ミリなど、雨量が多くなっている所があります。梅雨前線は来週初めにかけて奄美付近に停滞しやすい見込みで、奄美地方は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。


●九州南部 少しの雨でも土砂災害警戒


先日記録的な大雨となった鹿児島県の薩摩・大隅地方は、きょう5日は一時雨雲がかかり、きょう午後に再び大雨警報が発表された地域があります。あす6日(土)は午前を中心に一時雨が降る所があるでしょう。雨量は少ない見込みですが、まだ地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒してください。あさって7日(日)は九州の山沿いを中心に、にわか雨の所がある見込みです。

次に梅雨前線が九州付近へ北上しまとまった雨となるのは、来週10日(水)頃からでしょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士