2日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。5月中頃にかけて暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の平均気温は、オホーツク海側で高く、日本海側と太平洋側で平年並みか高い見込みです。また、降水量は各地域とも平年並みか少なく、日照時間は平年より多いでしょう。



●5月4日~5月10日 気温は高め、数日の周期で雨


4日と5日の道内は広く晴れて、6月~7月並みの陽気となるでしょう。各地で行楽日和となりそうです。しかし、6日は気圧の谷の影響で日本海側を中心に雨の降る所があるでしょう。大型連休明けは、数日の周期で晴れたり雨が降ったりするため、最新の気象情報の確認が必要となります。気温は平年並みか高く、寒さが戻ることはなさそうです。


●5月11日~5月17日 ライラックの開花も早いかも!


太平洋高気圧の影響を受けやすく、北海道には南から暖かい空気が流れ込むことがある見込みです。天気は数日の周期で変わりますが、平年よりも晴れる日が多く、気温は平年並みか高いでしょう。日差したっぷりのぽかぽか陽気が期待できそうです。さて、北海道では桜前線が終着となる頃、ライラックが咲き始めます。札幌のライラックの開花は平年で5月17日、帯広で5月24日など。桜と同じように春の気温の高さが影響するというデータがあり、今年はライラックも平年より早い開花となるかもしれません。


●5月18日~5月31日 季節は順調に進む


引き続き、高気圧と低気圧の影響を交互に受けるため、数日の周期で天気が変わるでしょう。気温は、ほぼ平年並みとなる見込みです。日ごとに緑は深まり、季節は順調に進みそうです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士