外の気温が10度以下、室内が15度以下になると暖房を使い始める人が多くなるそうです。来週中頃の最低気温は全国のアメダス地点のおよそ7割で10度以下となる予想です。



●来週中ごろ山で雪 峠越えは冬の準備を


31日(水)ごろにかけて北陸、東北や北海道の日本海側は北西の季節風が吹き、時雨れる(しぐれる)日が続くでしょう。30日(火)から31日(水)にかけては、山で雪の目安となる上空1500メートル付近で0度以下の寒気が東北南部付近まで流れ込む見込みです。北海道や東北の山岳部や標高の高い峠では雪が降り、積もる所があるでしょう。積雪や凍結により路面の状況が変化しますので、峠越えの車は冬の準備が必要になります。


●来週 これまで以上に冷える


朝晩は冷える日が多くなってきましたが、来週はこれまで以上に冷える日があるでしょう。特に、30日(火)から11月1日(木)は、寒気が入るなどの影響で、最低気温は全国のアメダス地点のおよそ7割で10度以下となる予想です。


●各地域で冷え込みが強まる日は?


北海道は30日(火)は、最低気温が5度以下となるのがアメダス地点のおよそ6割の予想です。

東北は29日(月)から1日(木)にかけて冷える日が続き、盛岡では31日(水)と1日(木)の最低気温は5度まで下がる予想です。

関東は、南部で28日(日)から2日(金)にかけて10度を下回る所があり、暖房が必要なくらいとなりそうです。

北陸は31日(水)の最低気温はアメダス地点のおよそ8割で10度以下となる予想です。


東海は30日(火)以降、内陸を中心に冷える日が続くでしょう。名古屋の1日(木)の最低気温は8度の予想です。

近畿、中国地方、四国では、1日(木)の朝は特に冷える所が多く、京都は9度、岡山は8度の予想です。

九州では31日(水)と1日(木)の最低気温がアメダス地点のおよそ半数で10度以下となる見込みです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士