昨日(16日)の道内は、日本海側を中心に雪となり、留萌地方の留萌では一日で降った雪の量が35センチと、局地的に大雪となりました。今日の道内はオホーツク海側や日本海側で雪が降りやすく、留萌地方では昼過ぎまで猛ふぶきに警戒が必要です。


●活発な雪雲 留萌地方へ


17日の北海道付近は冬型の気圧配置で、上空には強い寒気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定となっています。今日これから、留萌地方で予想される最大瞬間風速は30メートルと車の運転が困難になるほどの風となる恐れがあります。さらに10時45分現在、留萌地方には特に活発な雪雲がかかっていて、今日これからも昼過ぎにかけては活発な雪雲が集中的に流れ込む見込みです。明日の朝までの24時間に降る雪の量は、上川や留萌地方の多い所で40センチと大雪となる恐れもあります。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒するとともに、局地的な大雪や落雷、突風などにも注意が必要です。そのほかの日本海側やオホーツク海側も昼前後は雷を伴って雪の降り方が強まり、夜にかけて短い時間に10センチ前後の雪が降るでしょう。札幌でも午後は一時的に雪の降り方が強まり、軽い雪かきが必要になりそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士