台風5号は6日には九州にかなり接近し、その後は西日本を通って日本海に抜けるおそれ。台風が近づくことで、潮位も高くなるため、高潮に対しても警戒が必要です。


一般的に台風が接近するときには次の二つの効果によって海面が上昇します。

【吹き寄せ効果】

台風に伴う風が沖から海岸へ向って吹くと、海水は海岸へ吹き寄せられて、海岸付近の海面の上昇が起こります。特にV字型の湾の場合は奥にいくほど狭まる地形のせいで、湾の奥ではさらに海面が高くなります。

【吸い上げ効果】

台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がります。外洋では気圧が1hPa低くなると海面は約1cm上昇するといわれています。

8月8日(火曜日)は満月で、大潮の期間は5日から8日となっています。特に満潮時と台風の接近が重なる場合に警戒が必要です。ただ、これまで高潮の被害というのは満潮時以外にも発生しているため、台風の接近が満潮時と重ならないからといって安心はできません。

海面がいつもと比べて異常に上昇するおそれがあります。高波が加わることで、浸水の危険も大きくなります。最新の台風情報を確認して、できるだけ安全に行動できるうちに避難することが大切です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士