昨日(28日)は停滞する前線の影響で、道東などで局地的に大雨となった道内。ただ、前線は北海道の南へと遠ざかり、この週末は各地で天気は回復。屋外のイベントやレジャーなどにもまずまずの日よりとなりそうです。


●引き続き川の増水に注意


昨日(28日)は、道東を中心に雨が降り、釧路や根室地方などでは降りはじめからの雨量が80ミリ近くと局地的に大雨となりました。道東の雨も今日(29日)朝にはほとんどやんで、日中は道央を中心に広く晴れ間が出る見込みです。ただ、雨がやんだあとも川が増水することがあります。夏休みが始まって最初の週末ということで、海や山など屋外のレジャーを楽しむ方も多いかもしれません。小さなお子さんなどは、引き続き、流れの速い川には近づかないようにして下さい。また、台風5号と9号の道内への直接の影響はこの週末はありませんが、台風からのうねりが入っています。海水浴や釣りなど海のレジャーは十分な注意が必要です。


●約一ヶ月ぶりに夏日にならず


昨日(28日)の最高気温は、道内で最も高くなった檜山地方の奥尻でも24度3分にとどまり、道内では6月27日以来、約一ヶ月ぶりに最高気温が25度以上の夏日の地点がありませんでした。札幌も23度までしか上がらず、10日ぶりに25度を下回りました。今日(29日)の予想最高気温は、内陸を中心に25度前後まで上がり、昨日より5度くらい高くなる所が多くなります。帯広では27度と昨日より7度ほど高くなる所もあり、体調管理にご注意下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士