桜開花の便りが待ち遠しいきょうこのごろ。

福岡の桜はだいぶつぼみがふくらみ、ピンク色の花びらが開くのも間近です。その一方で、鹿児島の桜のつぼみはまだ小さく、かたいままです。


●鹿児島の開花、まだ先


上の写真は、きのう(21日)に撮影した、鹿児島地方気象台構内のソメイヨシノの標本木です。

つぼみはどれも小さく、見るからにかたそうです。

桜のつぼみは、冬の厳しい寒さに一定期間さらされることで目を覚まし(休眠打破)、春に向かって成長して、花を開きます。鹿児島など九州南部では、暖冬だったため、この休眠打破が不十分だったとみられ、九州北部の桜と比べると、つぼみの成長が遅れているようです。

鹿児島や宮崎の桜が開花するまでには、まだあと1週間から10日ほどかかりそうです。


●福岡の開花、間近!


福岡の桜のつぼみはかなり膨らんできており、もうあとひと押しで開花、といった所まできています。

あす(23日)は昼過ぎから晴れてくるため、午後の暖かい日差しで少しずつ花が開いてくるのでは、、と期待しています!

情報提供元: tenki.jp日直予報士