「立春」の今日(4日)の道内は晴れ間の広がる所が多く、暦通り寒さも緩むでしょう。明日(5日)も太平洋側を中心に晴れ間が広がり、この時期としては穏やかに経過する見込みです。この週末は、北海道ならではの雪や氷、寒さのイベントを楽しむのにもよい日和が続くでしょう。


●今日は?


今日(4日)は、北海道付近の冬型の気圧配置が緩むため、日中は晴れ間の広がる所が多くなります。日本海側の一部で雪が降っても量も少なくちらつく程度で、この時期としては穏やかに経過します。寒さも和らぎ、日中は道央や道南を中心にプラスの気温になる所もあるでしょう。昨日(3日)から開催されている「小樽雪あかりの路」を散策するのにもよい日和です。また、今朝(9時まで)、最低気温が‐25.6℃と道内で最も低くなった陸別では、今日、明日と「しばれフェスティバル」が開催されます。各地の雪や氷、寒さを楽しむイベントを楽しむのにもよいですが、長時間屋外で過ごす際は防寒対策をしっかりなさって下さい。


●明日は?


明日(5日)の日中も道内は太平洋側を中心に晴れ間が広がり、最高気温も道央や道南を中心にプラスの所が多く、この時期としては過ごしやすい陽気となります。オホーツク海側では流氷観光にもよい日和が続くでしょう。道南では、日本海に進む低気圧から気圧の谷がのびるため、天気は下り坂ですが、雪が降りだすのは夜になってからの見込みです。

行楽日和が続きますが、積雪の多い所では、明日にかけて屋根からの落雪に注意してください。また路面状況も変わりやすく、朝晩は凍結路面に、日中は泥はねに注意して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士