阪神はエースの登板試合でしぶとく逆転勝ちを収めた。四回に挟殺プレーでミスが重なるなど3点を失ったが、六回に4番佐藤輝の適時打で同点。七回は無死一、二塁から梅野がしっかり犠打を決めて青柳の代打に北條が送られた。「僕が打たないと(青柳に)勝ちが付かない」と気合を入れつつも、力みのないスイングで中堅へ決勝の犠飛を放った。  救援陣も無失点リレー。矢野監督は「悪い流れを盛り返して、全員が勝利に貢献した。ムードが上がるような試合にできた」と満足げだった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕6回、同点適時打を放つ阪神の佐藤輝=2日、東京ドーム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 犠飛でエースに白星=プロ野球・阪神