世界ボクシング機構(WBO)女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦は30日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者の小沢瑶生(フュチュール)がチャンピオンの吉田実代(三迫)を2―1の判定で破り、3度目の世界挑戦で初めて王座に就いた。吉田は初防衛に失敗した。
 昨年6月に出産した37歳の小沢は、2019年4月以来の試合だった。「産後なので負けるだろうという意見が多かったと思うが、私は勝てると思っていた。結果で示したかった」。復帰戦で念願のチャンピオンベルトを手にし、感無量の面持ちだった。
 小沢の戦績は17勝(6KO)5敗。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕WBO女子スーパーフライ級で初の王座に就いた小沢瑶生=30日、東京・後楽園ホール
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 小沢、初の王座獲得=WBO女子スーパーフライ級―ボクシング