1、2回戦と好投してきた市和歌山の米田が、大阪桐蔭打線に屈した。五回2死から2番手で登板したが、六回に3本塁打を浴びるなど8失点して無念の途中降板。「情けないのひとこと。スイングの鋭さが他のチームとは段違いだった」とうなだれた。  1回戦で153球、前日の2回戦で141球を投げ、ともに完投。この日は腰に張りがあったそうで「(本来の調子の)1割にも満たない。全く自分のボールを投げられなかった」。悔しさを胸に、「大阪桐蔭のようなチームを完封する力をつけたい」。夏に向け、さらなる成長を誓った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 力尽きた米田=高校野球・市和歌山