日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で評議員会を開き、2021年度決算(1~12月)を承認した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、赤字額は過去最大だった20年度の50億2600万円から32億4000万円に減った。  本場所の入場券売り上げの減少が響いたが、相撲協会の担当者は「お客さんが徐々に増えてきていて、上り調子ではある」と現状を説明。広告や物販などの部門を強化し、入場料収入に依存し過ぎない収益構造を目指しているという。22年度は17億~20億円の赤字となる見通し。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 赤字、32億円に減少=相撲協会