シェフラー「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」に出展

シェフラーは電動化、CO2削減、小型化、軽量化などに寄与するコンポーネントおよびシステムを展示
展示内容は再生可能エネルギーと水素、パワートレインイノベーション、ニューモビリティ&インテリジェントシャシー、オートモーティブアフターマーケット、インダストリアルオートメーションなど自動車のバリューチェーンを支える各種ソリューション

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We pioneer motion - シェフラーは、電動モビリティ、ベアリング・トランスミッション&エンジンシステム、シャシー・ポートフォリオ、インダストリアル・オートメーション、オートモーティブ・アフターマーケットの最新製品の展示物を出展します。 (写真 シェフラー)

 
自動車および産業機械分野における世界的サプライヤーであるシェフラーは、2023年5月24日から26日にかけて開催される「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」(ブース番号 96)に出展し、電動化、CO2削減、小型化、軽量化などに寄与するコンポーネントおよびシステムを展示します。

公益社団法人自動車技術会(JSAE)が主催する当展示会でシェフラーは今年、電動モビリティやベアリング、トランスミッション&エンジンシステム、シャシーポートフォリオ、インダストリアルオートメーション、オートモーティブアフターマーケットなどの分野を中心に、最新の技術を含めた20点以上の製品をおよそ4万人と予想される来場者の皆様に開催期間中3日間にわたりご紹介いたします。展示する製品の内12点は日本初披露となります。

また、シェフラーは2023年5月17日から6月7日にかけて開催されるオンライン展示会にも出展いたします。

シェフラージャパン代表取締役の田中昌一は次のように述べています「モビリティの効率性と持続可能性の限界に挑むシェフラーが進める変革を、人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMAでご紹介できることをとても嬉しく感じています。サステナビリティはシェフラーグループが掲げる4つの企業価値の一角を成す要素です。私たちにとってサステナブルな事業の成功とは、製造から完成品に至るすべてのバリューチェーンにおいて、環境と社会に対する責任を果たすことだと考えています」。

電動モビリティ向けトータルシステム
シェフラーは電動モビリティの実現に向け全力で取り組んでいます。電動モビリティ戦略の一環として、すでに複数の電動アクスル駆動を量産化しています。その1つが、モータ、トランスミッション、パワーエレクトロニクス、そしてサーマルマネージメントの4つの独立したサブシステムを1つのシステムに統合した「4in1電動アクスル」です。統合したサーマルマネージメントシステムが車両の冷却回路を効率的に制御し、インテリジェントヒートポンプシステムと高効率モータの活用で効果的な廃熱回収を実現します。4in1電動アクスルは低温時の航続距離を飛躍的に伸長し、車両スペースや組付け工数の大幅な削減にも貢献、車両への取り付けも容易になります。

CO2削減効果に優れたパワートレインソリューション
システム全体に対する豊富な知識と経験を活用し、シェフラーはCO2削減効果に優れたパワートレインソリューションをお客さまに提供しています。今回の展示会では、電動カムフェイジングシステム(吸排気)および排気バルブ休止用e-Rockerシステムを採用し、減速オーバーラン時のエンジンドラッグトルクの半減化でMHEV(マイルドハイブリッド)のメリットを最大限引き出した最新世代のBMW B58エンジンを展示いたします。

会場では乗用車向けにとどまらず、燃料消費量の大きいHeavy Duty(大型商用)エンジン向けのCO2削減ソリューションもご紹介します。転がり軸受やカムプロファイル切り替え式ロッカーアーム、フル可変バルブトレイン(iFlexAirシステム)などを使用したバルブトレインのフリクション低減など、エンジン効率を向上させる様々な技術をご覧ください。

革新的ベアリングによる電動パワートレインおよびシャシーシステムの高効率化
CO2削減効果に優れたパワートレインソリューションの他、シェフラーは電動化や自動化が進むモビリティのニーズに合わせ、自社のベアリング技術を更に進化させています。今回注目の展示の1つが、3列玉軸受を採用したTriFinityTM ホイール軸受で、フリクションを最大34%削減する効果を発揮します。また、剛性の強化により車両の操作性を向上させ、優れたロバスト性で軸受の長寿命化も達成します。また、低ノイズでメンテナンスフリー、そして軽量化のための最適設計が施されています。

サステナブルなモビリティに貢献する包括的アフターマーケットソリューション
4in1電動アクスル駆動をはじめとするトータルシステムの開発だけでなく、シェフラーは従来通り電動およびハイブリッド自動車向けの部品やサブシステムを大手自動車メーカー各社に提供しています。こうしたOEM製造で培った電動駆動の知見を独立系アフターマーケット分野にも生かし、拡大するハイブリッドおよび電動部品等の修理ニーズに応える体制を整備しています。

展示会では、FAGブランドのフェイススプライン付ホイール軸受の修理ソリューションを披露いたします。軽量化、簡単な取り付け、サービス寿命の伸長、動力性能向上がメリットとなる革新的なフェイススプライン付ホイール軸受は、日本のアフターマーケットのお客様に向けて、様々な世代のホイール軸受に適合するサービスソリューションとなります。

自動車部門の持続的な進化に貢献する革新的メンテナンスソリューション
シェフラーの状態監視ソリューションは、お客さまの保守管理チームやプラントマネージャーのニーズに配慮して設計されており、メンテナンス作業をシンプル化し、機器の稼働状況に合わせた課題解決に貢献します。会場ではシェフラーが20年以上に渡る振動診断の知識と経験を活かして開発した状態監視ソリューションの数々を展示し、設備の複雑さや機器の種類を問わず、異常停止を最小限にとどめ、最適な状態で稼働させる技術をご紹介します。

水素技術でモビリティの未来を拓く
シェフラーは水素を自動車および産業機械アプリケーションにおける重要な未来のエネルギーキャリアになると考えています。水電解装置と燃料電池の開発と製造で分野横断的な連携を進めるシェフラーは、燃料電池スタック向けバイポーラプレートを提供しています。当製品の量産化を効率的に進めるため、当社はフォルシアとミシュランの水素製造合弁会社Symbioと提携し、合弁会社Innoplateを設立しています。製品の性能向上と生産能力の増強、経済性の改善を進め、2024年の年明けから量産を開始する予定です。

「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」へのご来場には事前登録が必要です。
来場登録について | 人とくるまのテクノロジー展2023(公式特設ページ)

「人とくるまのテクノロジー展2023 ONLINE」はこちらからご覧いただけます。
シェフラージャパン株式会社 | 自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2023 ONLINE (jsae.or.jp)

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オンライン技術論文集 | Schaeffler Symposium 2022 | シェフラージャパン

 
発行者:Schaeffler Japan Co., Ltd.
国:日本

 

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最新世代BMW B58エンジンでは、低フリクション・軽量なローラーフィンガーフォロワ、中間レバー、油圧ラッシュアジャスタ、ガソリンDI高圧燃料ポンプ用ローラータペットに加えて、新たに電動カムフェイジングシステム(吸排気)、排気バルブ休止用e-Rockerシステムを適用し減速オーバーラン時のエンジンドラッグトルクを半減しMHEV効果を最大化します。(写真 シェフラー)

 
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CNに向けたCO2低減や排気エミッション低減などの環境対応は燃料消費量の大きいHeavy Duty向けエンジンの最重要テーマです。
転がり軸受けを採用したバルブトレインのフリクション低減や、カムプロファイル切り替え式ロッカーアーム、フル可変バルブトレイン(iFlexAir システム)がこれらの課題を解決します。 (写真 シェフラー)

 

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TriFinityTMホイール軸受は3列玉軸受けを採用した第3世代ホイール軸受けです。フリクショントルクを最大34%軽減することができ、高剛性化により車両の操作性が向上し、ロバスト性に優れているため、軸受が高寿命化します。また、低ノイズ(eモビリティユニットに最適)でメンテナンスフリー、そして軽量化のための最適設計が施されています。 (写真 シェフラー)

 

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電動モータ、ギヤボックス、パワーエレクトロニクスユニットに加えて、サーマルマネージメントシステムを統合した4in1電動アクスルは、車両内のすべての冷却回路を効率的に制御し、効果的な廃熱回収を実現しています。ヒートポンプシステムを介して周辺温度の熱エネルギーを有効活用しており、また、高効率・高エネルギー密度を達成したモータを採用しています。これにより、特に低温での航続距離を飛躍的に向上させており、省スペース化、組付け工数低減、車両とのインターフェース提言が図られています。 (写真 シェフラー)

 

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軽量化、簡単な取り付け、サービス寿命の伸長、動力性能向上がメリットとなる革新的なフェイススプライン付ホイール軸受は、日本のアフターマーケットのお客様に向けて、様々な世代のホイール軸受に適合するサービスソリューションとなります。 (写真 シェフラー)

 

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シェフラーの状態監視システムは、大きく変化する運転条件の課題に対応し、生産設備全体の包括的な概要を把握することができます。振動診断における20年以上の経験をもとに設計されており、シェフラーの認定を受けた専門家が、最も複雑なプラントや機械の故障のない、最適な運転を保証します。 (写真 シェフラー)

 

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グリーン水素はグリーン電力を使った水電解によって製造されるもので、その製造工程においてCO2を発生させません。再生可能エネルギーを使うグリーン電力は変動が激しいため、余剰エネルギーを適切に貯蔵するためのエネルギーキャリアに変換することが必要です。シェフラーは水素を、自動車及び産業機械アプリケーションを含めて、未来の重要なエネルギーキャリアと見ています。燃料電池及び水電解の部門を超えたスタックやバイポーラプレートの開発、製造により、シェフラーは全ての顧客に対して、規模の経済を提供していきます。シェフラーの専門性は全エネルギーチェーンに及びます。 (写真 シェフラー)

 

シェフラーグループ – We pioneer motion
シェフラーグループは自動車および産業機械分野における世界的なリーディングサプライヤーとして、75年以上にわたり、モーションとモビリティの分野において画期的な発明や開発を行ってきました。 電動モビリティ、CO₂効率に優れたドライブシステム、シャシーソリューション、インダストリー4.0、デジタル化、そして再生可能エネルギーなどのための革新的なテクノロジーや製品及びサービスの提供において、当社はライフサイクル全体でモーションとモビリティをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼されるパートナーです。また当社はパワートレインやシャシー用の高精度コンポーネントやシステム、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを開発・製造している技術会社です。シェフラーグループは2022年には約158億ユーロを売上げました。約84,000人の従業員を擁するシェフラーは世界最大級のファミリーカンパニーです。また、シェフラーは2022年には1,250件以上の特許出願を行っており、DPMA(ドイツ特許商標庁)によればドイツで4番目に革新的な企業です。

シェフラージャパンプレスリリースwebsite
プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 シェフラー、4in1電動アクスルをはじめとする持続可能なモビリティ向けソリューションを披露