日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、日本茶は心と体を整える飲料「マインドフルネス・ビバレッジ」として位置づけ、インフルエンサーの起用、インスタグラムの運用、デジタル広告の配信など米国ミレニアル層(※1)をターゲットとしたオンラインプロモーションを2017年から実施しています。2022年度は、「Find your TRUE with Japanese GREEN TEA(日本茶で本当の自分をみつける)」をコンセプトにプロモーションを展開。日本茶の基礎知識や生産者を紹介するコンテンツを発信してきたプロモーションサイトに、日本茶エキスパートのZach Manganさん、米国のトップクラスのワインソムリエであるAndre Mackさん、俳優のClara McGregorさんが日本茶の新しい魅力を体験する動画や、日本茶の生産者の匠の技を紹介するコンテンツを拡充しました。さらに、Zach Manganさんには、昨年度も好評をいただいたニューヨーク、ロサンゼルスの高級日本食レストランでの日本茶イベントにて、様々な日本茶の淹れ方や愉しみ方をレクチャーしていただき、レストランの提供する料理とのペアリングを堪能できるイベントを実施するなど、多彩なプロモーションを展開しました。
動画コンテンツで、日本茶の新しい愉しみ方を発信 米国でもトップクラスのワインソムリエであるAndre Mackさん、俳優のClara McGregorさん、日本茶エキスパートのZach Manganさんによる日本茶のプロモーション動画「Enjoy Japanese Green Tea and Be TRUE to Yourself」を公開。動画では、抹茶、ほうじ茶、煎茶について紹介し、抹茶の立て方、ほうじ茶ラテ、煎茶のソーダ割り、水出し煎茶など日本茶の幅広い愉しみ方を通して、多様なライフスタイルの米国人に対し食事だけでなく、ブレイクタイムなど日常のさまざまなシーンに日本茶があうことを訴求しました。
その他プロモーション施策について ◎Amazon特設サイトを活用したプロモーション 2017年度から続くAmazon内のJFOODO特設サイトには、昨年度同様にプロモーションサイトから送客し、米国内における販路として活用しました。本年度は、プロモーション動画「Enjoy Japanese Green Tea and Be TRUE to Yourself」をAmazon内でも展開しました。日本茶の新しい淹れ方を訴求することで、購入意向を高める施策を実施し、短期間で多くの方に日本茶を購入していただきました。
左:ザック・マンガン(日本茶エキスパート) ケトルティーの創設者兼社長。日本茶の素晴らしさを世界中の人々に伝えたいというシンプルな思いから、10年以上かけて日本の著名な茶生産者と関係を築き、日本茶エキスパートとして活動。2022年「Stories of Japanese Tea: The regions, the growers &the craft」を出版。現在も福岡とブルックリンを拠点に、日本の優れたお茶の生産者と世界中のお茶を飲む人たちとのつながりを作り続けている。
中央:アンドレ・マック(ワインソムリエ) YouTubeとソーシャルメディアにおいて、飲食分野のインフルエンサーの上位2%(2,832位)に入り、米国で5M以上の視聴者と100万人の直販リーチを持つトップソムリエ。「Chaine des Rotisseurs」から米国におけるベストヤングソムリエという名誉ある称号を授与されている。
右:クララ・マクレガー(俳優) ニューヨークを拠点とするフランス/イギリスの女優、プロデューサー。2020年、女性主導の映画・ドラマの制作会社「Deux Dames Entertainment」を設立。長編映画「You Sing Loud, I Sing Louder」をキラーフィルムズと共同でプロデュースし、父親のユアン・マクレガーと共演。また、短編映画「Maestro」では、サイラス国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。現在、ライアン・マーフィー監督による「アメリカン・ホラー・ストーリー」の新シーズン(シーズン11)に出演中。