9月6日



有限会社マイテック



がんの超早期発見



報道関係各位

「Proteo®」の新たながん検査

血液 1 滴のリキッドバイオプシーにより「健常者、良性腫瘍、悪性腫瘍」の識別に成功

有限会社マイテック神戸研究所は、新たに開発した検査方法を用いてリキッドバイオプシー(1)によ る「健常者、良性腫瘍、悪性腫瘍」の識別を正確にできる技術を確立しました。

血液 1 滴から「がん関連物質」を定量的に検出できるリキッドバイオプシー技術が完成すれば「が んリスクスクリーニング・がん超早期診断・再発判定・転移判定・治療効果のモニタリング」などが 可能となり、医療格差を無くす世界的な医療革命を起こすと期待されており、世界中で熾烈な研究 開発が行われています。

良性腫瘍と悪性腫瘍の識別は組織切片などを採取して顕微鏡で観察し病変の有無や病変の種 類を診断しています。この診断には多数のスライド標本を作成する必要があり、その識別には熟 練の病理医の診断が必要です。しかし、病理診断を担う病理医は全国的に不足していて病理医 不足は深刻な状況となっています。 そこで、血液などの体液を試料として病理学的検査を行い、「がん」の診断を行うリキッドバイオプ シーによる検査が求められています。

今回、マイテックが開発した検査法は、血液中のヌクレオソーム(2)と呼ばれる物質をマーカーとし て検査を行いました。マイテック独自の技術で開発した「Proteo®」バイオチップ(3)へヌクレオソーム を吸着させ、無標識でヌクレオソーヌの自家蛍光(4)を測定しました。

無標識で自家蛍光を測定する事によって、ヌクレオソーム自体にある特定の光に強く光る特長が ある事が明らかになりました。その特徴的な自家蛍光を詳しく分析していく事で、悪性腫瘍が強く 光る波長と良性腫瘍が強く光る波長を特定することに成功しました。新たに完成した技術は 「Proteo®」バイオチップを特定の 2 波長で測定・数値化して、その数値の比を算出する事で、健常 者と良性腫瘍と悪性腫瘍の識別が可能となりました。

令和元年9月11日 有限会社マイテック



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 記者発表会のお知らせ